70年代ソウルの澄んだ青空感 Tyrone Davis / I Just Can't Keep On Going '80 「I Just Can't Keep On Going」
フリーソウルコンピ未収録推薦曲(3) 【 ポップ偏差値 64 】Tyrone Davis / I Just Can't Keep On Going '80 「I Just Can't Keep On Going」80年の同名タイトルのアルバム収録曲。U.S.BDGではこのアルバムは「やや甘さが過ぎる」と僅かにコメントされるに止まっていて当該曲そのものへのコメントは無い。基本的に洗練されたシカゴ・サウンドにサザン・ソウル系な歌いまわしが載った曲。暗めで荘厳な雰囲気のイントロはその後の展開に全くそぐわないのはご愛嬌。すぐ気を取り直して展開される軽快で爽やかなサウンドは70年代ソウルの澄んだ青空感が満喫できるソレ。明るく楽しそうにうねるベースや爽やかな女性コーラス、そして全編通してコココーンと響き続ける木琴のような音が心地よい。ほのかに甘いサビメロディの単調とも言える繰り返しも、その出来の良さから全く飽きさせない。フリーソウルファンに受けそうな内容で、この時代だからこそ生まれた名曲と言えるでしょう。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(爽やかさ)ポップ偏差値合計76966889564