全盛期の融合が黄金を MODULATIONS / WORTH YOUR WEIGHT IN GOLD 「IT'S ROUGH OUT HERE」'75
私の好きな甘茶ソウル(9) MY FAVORITE SWEET SOUL (9)【 甘茶偏差値 65 】MODULATIONS / WORTH YOUR WEIGHT IN GOLD 「IT'S ROUGH OUT HERE」'75 ノースカロライナ出身のグループ、モデュレイションズの75年の1STアルバム「IT'S ROUGH OUT HERE」収録曲。既に当ブログでは同アルバムからは、LOVE AT LAST とWHAT GOOD AM Iとを取り上げ済みです。所謂フィリー詣でで製作されたアルバムでVINCE MONTANA等がプロデュースし、MFSBがバックを務めています。75年産ということで将に甘茶ソウル全盛期の内容で甘茶ソウル史上に燦然と輝く名盤ですね。本曲はメンバー自身による作曲、プロデュースということで彼ら自身素晴らしい才能の持ち主であったことが分かります。内容はリードが高らかに歌い上げるすこし派手目の甘茶ソウル。ストリングスを中心に品良くまとまったフィリーサウンドをバックに甘めのコーラスも付けて夢見心地な雰囲気。エコーをかけたかのように澄んだ透明感のあるリードヴォーカルの歌声が空高く響き渡る感じが素晴らしい。メロディも全体を通して良く出来ていて特にサビが魅力的ですね。時折入るシタールも味が有りますねえ。フィリー全盛期の生楽器サウンドの素晴らしさと甘茶ソウル全盛期のヴォーカル&コーラス・ワークの素晴らしさが融合した、この時代だからこそ生まれた名曲と言えるでしょう。「YOU TUBE」で聴けます。「YOU TUBE」でソウルトレインの出演シーンが見れます。