私の好きな甘茶ソウル(7)
MY FAVORITE SWEET SOUL (7)
【 甘茶偏差値 65 】
CURTIS MAYFIELD / PEOPLE NEVER GIVE UP LP(CURTOM 3077)'80
甘茶ソウル百科事典BILLY'S SELLECT 058。タイトルから想像するに、彼はメッセージ色の濃い曲を多く歌っているようで個人的にその声質ともどもそれ程好きな歌手ではない。この曲もタイトルが「ネバー・ギブアップ」だものね、とてもスウィートな曲を連想させるものではない。ところが実際は甘茶仕立てなんですよね。
出だしの軽快で流れるようなピアノの音色等、サウンドの甘さ加減は極上。なだらかなメロディやカーティスの甘くソフトな歌唱も申し分なく、実に優雅で品のあるムード。しかし惜しいかなタイトルを繰り返すサビが、それまでの流れと一変しムードぶち壊し。更に「タララ、ラッラー、ララ」という調子外れなフレーズが随所で甘いムードに水を差している。何とも勿体ない作品です。
「YOU TUBE」で聴けます。
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