私の好きなディープソウル
【 ディープ偏差値 67 】
MOSES DILLARD AND TEX-TOWN DISPLAY / OUR LOVE IS TRUE (CURTOM 1958)'71
当ブログでは若さ弾けるヤングソウル
「MOSES DILLARD & MARTHA STARR / CHEATING,TEASING AND MISLEADING '72(SHOUT 248)」を既に紹介済みのモーゼス・ディラード。この71年のシングルでは甘く深い絶唱を聞かせてくれます。
シタールの鳴り響くイントロが秀逸で、何とも物悲しい哀愁ムードを漂わせています。これぞ70年代ソウルの必殺技って感じ!そしていきなりサビの1フレーズを入れ、いったん小休止しすぐ再開するという憎い演出。この複雑な構成はセンス良過ぎでしょう。リードは延々泣き節でその感情の昂ぶりが聴いてるこちらにビンビン伝わってきて良い。メロディも最初から最後までどこをとっても秀逸だし、ストリングスを交えた温かみと品のあるサウンドも高音から低音まで様々な音域で聴き手を魅了します。作曲、プロデュース、歌唱とモーゼス・ディラードの音楽家としての素晴らしい才能を見せつけてくれる作品です。
「YOU TUBE」で聴けます。itunesなんかで安く簡単に買えるみたいですね。