洋楽スーパーポップの世界(3)
【 ポップ偏差値 64 】
LARRY LEE / DON'T TALK 「MAROONED」'82
74年に
「Jackie Blue」という小ヒットを出しているカントリー・ロック・バンド「Ozark Mountain Daredevils」でリードヴォーカルをしていたラリー・リーの82年のソロアルバム「MAROONED」収録曲。ジャンル的にはAORに分類されているようです。日本盤のジャケットには鈴木英人が起用されていることからも明白ですが、明るく爽快で華やかな曲。ちょうどこの頃の山下達郎、大滝詠一にも通じるところが有りますね。
サウンドは全編に渡り導入されている手拍子風の効果音のシャンシャン感や軽くエコーを効かせたドラムなど音壁的要素あり。少し憂いを帯びたメロディだけど感情を抑えたヴォーカルに爽やかなコーラスということで全体として感じる乾燥感と陽光降り注ぎな開放感が素晴らしい。邦題が「ロンリー・フリーウェイ」ということで晴れた日のドライブにもってこいの心地よい曲です。
「YOU TUBE」で聴けます。
明るく元気 | テンション | 高揚感 | 疾走感 | グルーヴ | メロディ | 器楽 | 瑞々しさ | ボーナス(シャンシャン感) | ポップ偏差値合計 |
7 | 6 | 8 | 7 | 6 | 8 | 9 | 8 | 5 | 64 |