私の好きなディープソウル
MY FAVORITE DEEP SOUL
【 ディープ偏差値 68 】
WILLIE HATCHER / SEARCHING '67 (COLUMBIA 4-44259)
デトロイトのディープ歌手、ウィリー・ハッチャーの1967年のディープソウル。プロデュースは同じくデトロイトの重鎮ドン・ディヴィス。マスクマン氏のCDRやお宝満載の世紀の傑作コンピCD「THE LOST SOUL GEMS」にも収録された。歌唱を最重視するディープソウルにおいてサウンドが際立つ作品というのはあまり無いけれど、この曲で聴けるギターの音色は別次元的に素晴らしいですね。黒人的グルーヴとバイタリティ、ディープソウル的な感覚を併せ持つフレーズは実にキャッチーで魅力的。ギターフレーズが曲の全てを支配してしまったかのような圧倒的な存在感がありますが、全体のメロディや歌もなかなかのもの。このイントロのギターにビビビと来たらしめたものだけど、いかがでしょう?
「YOU TUBE」で聴けます。