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カテゴリ:観光
続いてはついに「湯殿山総本寺大網大日坊」へと向かいます。
注連寺からは割とすぐに着きました。 ここも拝観料は500円。 納めると、住職さんがやって来ました。 そうして御祈祷をして下さいました。 「この寺は祈願寺だから、手を1回叩いて参拝する」という話を聞きました。 音を立てて、仏様に願いを気づかせるのだそうです。 通常の寺では、仏様の眠りを覚まさないため、音は立てないのだと仰っていました。 その後、明治の神仏分離の話になり、 「大日坊は日本有数の大寺院であった」 「神社に変わる事を拒んだ当時の住職は殺され、寺も焼かれた」 「羽黒山も元々は寺だったが、存続するために神社になる道を選んだ」 「その後昭和に入って地すべりがあったため、今の場所に引っ越してきた。今の寺院は本来は仮住まいなのである。」 という話を聞きました。 その後住職の案内で真如海上人の即身仏を参拝。 こちらには他にも2体の即身仏があったそうなのですが、 例の神仏分離の際の廃仏毀釈によって本堂が焼かれた際に一緒に焼けてしまったのでそうです。 その際真如海上人だけ、遺言により別の場所に安置されていたため、 その難を逃れたという事でした。 なかなか寺院と神社のあり方について、考えさせられる旅となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.18 08:49:24
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