ワールドカップ
5/20放送の週刊こどもニュースはワールドカップ特集でしたので、今日はその中からいくつか。まず、ワールドカップの起原について。ワールドカップが始まったのは1930年。当時、サッカーの世界大会はオリンピックしかありませんでした。しかしオリンピックにはプロ選手は出られないという決まりがありました。各国の優れた選手はみなプロになっていきました。プロの出られないオリンピックで世界一になっても、それが本当の世界一と言えるのだろうか?当時のサッカー協会会長は悩んだ末、1930年、南米のウルグアイで第1回大会が開催されました。しかし当時は交通手段が発達しておらず、ヨーロッパのの選手は往復1カ月以上もかけて、ウルグアイまで行かなければなりませんでした。結局、参加したのは南米の国々を中心とする13カ国だけでした。次に審判の話し。日本から主審として選ばれたのは上川徹氏、42歳。彼は元サッカー選手でしたが、14年前に転向しました。彼が務める主審は、世界から23人しか選ばれません。ワールドカップの審判に選ばれるには、通常の審判の様子に加え、様々なテストにクリアしなければなりません。特に大事なのが体力。90分間の試合の中で主審が走る距離は12~3kmにもなるそうです。英語のテストにもパスしなければなりません。ワールドカップの最中は、審判も審査されています。予選の様子を見て、優秀な審判が選ばれ決勝に残れるのは一部の審判だけ。彼は「決勝で審判をしてみたい」と語りますが、日本が決勝に行くと、彼は同じ国なので審判ができない…。ジレンマですね。アディダス 日本代表サポーターTシャツ