あえて
中二病ってやっぱり呼び方がよろしくない。病気じゃないでしょ。wikipediaの方が良いよ。中二病(ちゅうにびょう)とは、タレント・伊集院光がラジオ番組で提唱した、思春期の少年に見られる特徴的な行動例のことである。子供と大人の過渡期、思春期特有の思想・行動・価値観の総称、成長過程における一種の熱病に似た「症状」を指す。その「発症」時期が日本の教育制度において中学2年生前後となることから、この名前が付けられた。もちろん医学的に認められた正式な病気ではなく、後に詳述するような特徴を示した者の行動に対する俗称である。概要中二「病」とあるが、上述の通り実際に医者にかかる必要のある、いわゆる「病気」ではない。かつて中二病患者であった高校生や成人が、当時の自分を振り返ったり、発症中の人間を見た時に、その言動が余りに幼稚で滑稽に見え、その上「病的」と言ってもよいほど無駄に熱く微妙に歪んでいると感じることから、自嘲と皮肉をこめて「中二病」と称する。要するに、あくまで発達段階の一つ(中二病は発達心理学では認められていない)の時期であり、個々で強弱はあれどもほとんどの人間が経験していると言ってよい。その特徴が極端に出た者が中二病患者と分類される。症状その症状は、大きく捉えれば思春期にあたり大人になろうとして、大人が好みそうな「格好いいもの」に興味を持ち、子供に好かれるようなもの、幼少の頃に好きだった幼稚なものを無意識に全否定する傾向にある。もちろん意識的に行う場合もあるが、その反面、格好の悪い大人、イヤな大人の部分も同時に否定するなど、往々にして判断基準が曖昧で、実際の大人から見ると非常にズレており、滑稽に見えることも大きな特徴である。 また、一般的にこの症状が表れるのは男性が多い。さらに、生死や宇宙、自分や他人・身近な物体の存在に関することなどについて思い悩んでみたり、政治や社会の汚さを批判してみたり、さらにワルぶってみせたりするものの、結局何も行動を起こさないでそのまま収束するといった性質も、中二病の症状といえる。そういった意味では、尾崎豊が描き出した詞の世界は永遠の中二病を表したものと言える。しかし「バイクを盗んで疾走」したり、「真夜中に校舎の窓ガラスを割って回る」など現実に暴力・破壊・異性交遊に及んだ等の自慢話は中二病の枠を超え、「不良」、またはネット用語でいう「DQN」「厨房」といった別のカテゴリーに分類されるので、注意が必要である。実際、中二病患者は道徳意識が強く、未経験のことに知ったかぶりや達観した姿勢を気取ったり、ちょっとした校則などのルールを破ることはあっても、喫煙や飲酒に対しては及び腰である。現在では中二病を、人とは違う趣味を強調する「サブカル系中二病」・ワルを演じる「尾崎系中二病」・未知の力に憧れる「邪気眼系中二病」の三種の傾向にあると分析する人もいる。以下、具体的な症例を示す。サブカル系中二病最初に日本映画やテレビドラマを否定し、ハリウッド映画や米国ドラマを絶賛する。(比較的身近な物の否定) 如いてはハリウッド映画すらも否定し、意味も分からないままに難解な独立系映画や芸術映画(いわゆる単館系)を絶賛する。(万人受けするメジャーな物の否定) ポップスを否定し、インディーズやマイナーな音楽を絶賛する。(同上) 邦楽を全て否定し、意味も分からないままに洋楽を絶賛する。(同上) 洋楽のヒップホップやラップをある日から突然聴きだす。とりあえずリズムに乗ることを意識して、人前で所かまわず縦ゆれをしてみせる。 売れたバンドや作品等を指して、「私は売れる前から知っていた」と主張する。 作曲もできないのに突然作詞を始める。 自分より秀でている人の欠点を探し、やたらと否定したがる 浅野いにおや松本大洋作品などのサブカル要素の高い漫画に手を出す。読んでいるのが格好いいと思う。 憧れの人(主に芸能人など)の口調を真似したり、思想を妄信する。 タレントやスポーツ選手やアーティストが海外で活躍すると、短絡的に日本人は凄い=自分も凄いと、勝手に自己同一視をする。 つい最近まで見ていたアニメ・マンガ・ドラマ・ハリウッド映画等を見なくなり、見ている人間を批判する。 ドラえもんなどを嫌悪しだすが、週刊少年ジャンプなどは大人向けだと思い読み続ける。さらに進行すると週刊少年ジャンプ→ヤングジャンプ→ビジネスジャンプ→ウルトラジャンプとステップアップするが、いつまでも漫画から卒業できない。 流行のテレビ番組を嫌い、ドキュメンタリーやニュースを見るようになる。 大企業や政府やマスコミといったメジャーのやる事を無根拠に批判する。また、それを格好いいと思う。 何かを表現したいという衝動だけが強くあるが、具体的に表現したいことがわからず、取り敢えず暴れる。 パンク等を突然目指す。また、友人に聞いていることやそれに関した知識が豊富な事をアピールしたり、それ以外の音楽を馬鹿にしたりする。結局はファッションパンクで終わる事が多い 趣味や特技等を聞かれると「楽器(特にギター・ベースやドラム等)」と答えたがる。実際はに殆ど演奏できない場合が多い 友人や同世代で流行り始めた物を否定し、「まだあんなのやってるの?」などと言う。 過去のロックスターを崇拝したり、その作品を突然聴き出し、「○○は最高、最近の音楽はダメだ」などと言う。また、現代の物を否定するのが格好いいと思い込む ゲームはグラフィックが全てだと思うようになる。また、グラフィックが綺麗でないゲームを貶す。 "Web 2.0"という言葉をかじり覚えて振りかざし、とりあえずブログやSNSを始める。たいしたネタが無いのでその日に食べたものやトイレに行ったことまでしるすも、たいていの場合は飽き性のせいで挫折。 尾崎系中二病タバコも吸わないのにジッポライターを持つ。 またタバコを吸わないのに、昔は吸っていたけれど今は禁煙中だとか吸うのを止めたと言う。未成年の場合、他にも、実際には吸った事が無いのに、友人の前ではよく吸っているなどと言う。また、それが格好いいと思い込む。 酒を飲むのが大人だと思うが、本当は下戸か酒に弱いのに、「昔は浴びるほど飲んでいたけれど、今は医者に止められているから禁酒をしている」と言う。未成年の場合、他にも、実際には飲まないが、友人の前ではいつも飲んでいると言う。また、それが格好いいと思い込む。 ボクシングなど格闘技に興味を持ち出し、公衆の面前で、これ見よがしにシャドウボクシングを始める。 バタフライナイフを持ち歩き、昔先輩から教わったんだと、これ見よがしに振るって見せる。また、練習する時に手を切ってしまうので、刃にビニールテープを巻いて練習するのだと、芸の細かいハッタリを言って、信憑性を持たせる。また、大人になってからは、若い頃はいつもナイフを持ち歩いていたと、元ヤンを自称する傾向がある。 「かったりー」「マジだりぃ」等を口癖としたり、常にだらけている感じをアピールしている。 学校などの規律を乱すことが格好いいと思い込む。 親を極端に嫌いだし、何か言われるたびに突き放す。また、友人の前では親を馬鹿にする。悪化すると親を「あんた」「あの人」「あいつ」などと呼び始める。 「3組の○○って、誰とでもやらせてくれるらしいぜ~」などと、性的にインモラルな発言をサラリと言ってのけるのが大人で格好いいと勘違いしている。 道ばたや公園に落ちているエロ本を制服の間に隠し持って帰る。エロサイトに入り浸り、それを仲間に自慢する。 武道の黒帯を取得すると警察に登録されてしまい、喧嘩をすると武器を持っているのと同じ扱いになるので、黒帯は取得しなかったと真顔で言う。 「十人対一人の喧嘩に勝った」「ムカつくヤツが居たから軽くシバいた」等と言った、端から見て恥ずかしい台詞を臆面も無く言う。 本気で怒ったら相手がプロレスラーだろうと喧嘩に勝てると豪語しながら、最近は丸くなったので滅多に怒らなくなったと吹聴する。 邪気眼系中二病自らを「修正プログラム」だと思い込む 自分を主人公にした小説を執筆する。 「闇」や「血」や「戦争」といった背信的で負の要素を含む単語を好み、自筆の小説や場合によっては日常の中で行う妄想に使う。 霊能力・霊感・超能力があるフリをする。子供の頃は霊感が強かったので頻繁に霊を見たり金縛りにあったりしたが、成長と共に消えたと言う。 将来の夢が「スポーツ選手」などから、「ビッグになる」など抽象的なものに変わる。 自分は凡人とは違う、特別な存在であると思い込む。またその自意識の過剰さを自覚できない。 自分には特別な才能が埋もれているはずだと妄信して、自己啓発や自分探しをする。 暇になると、今この場に何者かが突然押し入ってきて、皆が混乱する中自分が冷静に前に出て行って素早く圧倒(以下略)などと、非日常な事を妄想して楽しむのが常である 新説として"尾崎系"と"邪気眼系"の両方の要素を高いレベルで過剰に持ち、自身のプライドを保つ為、すべての話をかぶせてつぶす、かぶせ系なるものが発生している。最近ではこの「かぶせ系中二病」を足して「四大中二病」と呼ぶ人もいる。ちなみに「サブカル系中二病」とは相性が悪く音楽ファッション話は叩きつぶす。以下に代表的な症状を示す。かぶせ自慢系中二病松坂大輔の背筋力(250~260kg)に対して、「昔、スポーツをしていた頃は背筋力400kg以上あった」などと吹聴する。 プログラムを組めば年間で億単位の金を稼げると豪語する(毎週月曜日には自分が購入した馬券が三連単の1・2・4着と連呼)。 野球の経験がほとんどないにもかかわらず、「140kmは出せる」と意味不明な発言を連呼。 「昔、左手(利き腕は右手)で21連打できた(高橋名人16連打)」の派生で「右手左手の両方でテストの答えを記入していた」「左でも140km出せる」など。 昔、付き合った女の中には必ず5人はモデル級がいる。 決まり文句は、「甘いな、俺は…」である。 「俺はタッチタイピングを目隠しして出来る」「小学一年生でキーボードが打てるようになった」と嘘らしい自慢を言う。 共通の症例ユニクロを馬鹿にして着ないばかりか、着ている人をダサイと思う。(普及品の持つ没個性の否定) 24時間テレビを全部見ることが大人だと思う。(夜更かし=大人という誤解) 他人からどう思われているかを異常に気にする余り、他人を馬鹿にする事で自尊心をかろうじて保っている。(評論する側に回り、しかし評論されることから逃れようとする) 相手のジョークを「つまんねぇ」と一蹴しながらも笑う。 プラモデルやプロ野球カードなどこれまで自分がコレクションしていた物が物凄く子供っぽく見えるようになり、急に処分する 関西弁を格好良いと思い、似非関西弁を得意気に使う。 「無気力で現実的だが、他の人とは少し違った何かがある自分」を演出したがる。 複雑な文章や言葉遣いがかっこいいと思い込む。また、多用する やたらとブランド品に興味を持つ。また、もっている事や知識を自慢したがる しかしOぎそは当てはまるのか。