凡人が天才に対抗できる唯一の手段
よく、自己啓発の本とか読むと、大きな目標を掲げて・・・なんて話し出てきます。当然、目標には達成手段がつきものですから、その手順もイメージしなければなりません。では、目標を持てない人はどうなのでしょうか?また、目標を持っても、その道筋がきちんと見えない人は道なのでしょうか?私も、中小塾向けコンサルタントで日本一になるという目標がありますが、それを達成する手段が明確になってません。だから、その手の本を読んでも、それだけになってしまうんですよね・・・実際、目標と手段が明確になる人は全体の3%位しかいないそうです。これは納得です。そうでないと、自己啓発の本があんなに売れるわけないですものね。では残り97%はどうすれば良いのでしょうか?解決手段は時間です。まずは、考えられるあらゆる手段を時間をかけて実行してみる。また、それに必要なこともドンドン勉強していく。当然、時間がかかります。場合によってはそれに没頭していく必要が出てくる。こういうと良く疑問が出てくるのが、質を高めれば、量を増やさなくていいということ。しかしこれも最初に書いたように、どれが質が高いものなのかは、天才にしかわかりません。そのようにして実行していくと、実力も高まり、それが信念へとつながっていく。そして目標が明確になっていく。目標が明確になれば、それにつれて戦略が決まり、戦略が決まれば戦術も決まってくる。実行時間はエネルギーになると思う。何かを成し遂げようと思ったら、私などは凡人中の凡人だから、時間で勝負するしかない。幸い時間だけは、天才と同じ条件なのである。これは生徒の勉強も同じだと思う。やはり生徒の成績を上げようと思ったら、量で勝負するのが近道。授業の質を高めるよりも、時間を多く確保する方にし向けて上げる方が得策だろう。世に天才は多くいるが、これが都合悪いことに、おしなべて実行時間も人一倍長いんだよなあ。イチローは野球の天才だけど、絶対練習時間も人一倍だと思う。もともと素質がある上に、時間も十分。だから天才なんだよね。この素質だって、絶対練習によって開花したに違いない。だから、凡人が質を高めて量を増やさない、なんてのはおこがましいと思う。まずは何時から何時までは実行するって決めて、その時間は何でも良いからやってみるというのが大事なんだと思う。まずは体で覚え込ませること。この日記も、書くって決めて、毎日のように続けていくと、だんだん習慣になってきた感じだ。これも量稽古の効果だろう。さて、明日から5/4までリフレッシュしてきます。まだ寒いのですが、利尻島と礼文島に行ってきます。もちろん、休暇中も勉強は続けますが、日記の更新は5/5になる予定です。