癒「される」?
「癒し」がブームと呼ばれて久しい。癒しグッズや、癒しスポット、などなど様々な情報やモノが氾濫している。これらを持っていると、眺めていると、「癒される」という。しかし、私はここにひっかかりを感じる。「される」ということは、受け身なのだ。癒しアイテムなどという刺激が無いと、癒されないのか?別にこれらを否定しようという気はない。しかし、もっと考えるべき事は、自分の内面から変えることで、癒しと同じ効果を得られるような心の持ち方、なのではないだろうか?結局その考えがないと、いつまでも対症療法的な状態から抜け出せないような気がする。対症療法の怖いところは、ドンドン刺激の強いモノを求める傾向が強くなるところだと思う。内面から変えることは、少なからず努力がいる。対して即物的なモノは、努力が不要。マスコミは、後者の「癒し」を喧伝する。そこには当然、商売が絡んでいる。誰を相手にマスコミは商売しているか?と言うことを考えると、正しい行動だ。本当にブームは、一部の仕掛け人と、大多数の踊らされる人に分類されているなあ、と言うことを実感所詮無料で入ってくる情報など、適当につきあっておいた方が良いのだが、適当にならない人が多いんだろうな・・・