フロントエンドの法則?
街を歩いていて、時々気になることがある。よく商店などで、店頭からあふれんばかりに商品を並べているお店。店の前の歩道に並べるのは当たり前で、アーケード街だと、車が通らないことを良いことに、道の半分くらいをふさぐ勢いで並べているところもあったりする。法律上の是非や美意識などは、ここでは言及しない私が気になるのは、こういうお店って、本当に儲かっているのだろうか?ということ。大体表に出してある商品って、安いモノが多い。利幅も小さいはずだ。つまりフロントエンドの商品である。本来のねらいは、これをマグネットにして店の奥に引き込み、利幅の大きい商品を売ることにあると思う。しかし、こういう派手にフロントエンドを飾っているお店ほど、誘導がうまくいっていないような気がするのだ。うまく誘導できないから、フロントエンドを派手にする。フロントエンドは利幅が小さいから、量を増やすことで対応する。だからますます派手にする。商品がますます道にはみ出してくる。派手になればなるほど、それに反比例して、お客のその店に対する評価が決まってしまう。フロントエンドのつまみ食いだけで終わってしまう。もはや悪循環である そんな気がするのであるすべてではないが、こういう店って、奥が貧弱だったりする。というか、何を売りたいのかわからなくなっていたりする。こういうのを「フロントエンドの法則?」と密かによんでみたりする(笑)当事者は気がついているかどうかは、全くわからないが、なぜこうなってしまったのか?やはり難しいんですよね、「売り」を考えることは。勉強も必要愚直にコツコツも必要。他人を見ていると気がつかされることはたくさんある。