生徒たちに後押しされている私
夏期講習と言うこともあるが、当然教室にいる時間が長くなる当然、働く時間も長いと言うことになるまあ、私よりも働いている人はたくさんいるし、働く時間を比較しても意味はないただ、少なくとも、自分の中では、勤め人時代よりもはるかに働く時間は長い当然といえばそうである。でも、大変恥ずかしいことだが、開塾した当初は、すぐに売り上げの見込みが立たないので、他でアルバイトしようと本気で考えていた。教室には授業開始1時間くらい前に行けばいいと思っていた。まともに考えれば、それが如何にダメなことかよくわかる話である。それだけ、開塾当初は精神的に余裕がなかったのである。情けない話ではある。実際やってみると、準備だなんだで、とてもそこまで出来る時間もないし、第一体力もない。だからやらずに到っている。また、間接的にそうしないで済んだのは、生徒たちのおかげである。彼らは、実に早く来る一時間前に来るのはもはや普通だ。最長で、3時間前がいる。休日だって、教室を開けて、と要望が来るくらい自分の行動に時間の制約があったら、とても対応できる状況ではない。そして、あとから気がついたことではあるが、これがうちの大事な部分でもあるのだ。考えてみれば、本当に私は高い志を持って始めたと言うよりは、生徒たちに教えられて、生徒たちに後押しされてここまで来たんだと言うことを実感する。そんな彼らの場の提供それが私の役目の一つであると思っている