塾内テスト、少しやり方変えようと思う
今まで年2回、塾内テストを実施していた。もちろん業者テストである。客観的なデータを知ることと、苦手分野の把握に使えるかなと思ってやっていた。でも、次回からは、少しやり方を変えようと思う。一番の理由自分が考えている教室作りと、あわなくなっている。問題が難しいとかそういうことではなくて、これだけの内容に対応させようとするには、自ずとやり方が変わる。ちょっと考えないとなあ私の場合、起点が生徒にある勉強する気はあるけれど、思うように出来ない・・・ そんな彼らに対して、出来るところから頑張らせるしたたかさを身につけさせたいのだ。彼らの能力に目標をあわせているのであって、決して、目標に彼らをあわせているのではない一見すると、オンリーワンで良い と誤解されがちだが、そうでは断じてない。競争はもちろん必要だ。頑張ること、努力することは絶対に否定しない。でも、大多数のこども達は、その頑張る術がわかっていない。術がわかっていない子に、やるものだけ与えて、あとは頑張れ一辺倒では無責任ではないだろうか?私は私のやり方で、彼らに頑張る術を教えているつもりだ。これでは間に合わないのではないかという不安はあるしかし、無理したところで、反動が来て勉強嫌いになっては元も子もない。(こんな小さな教室で、合格実績を誇ってもほとんど無意味だ)経験上、遠回りしてもしっかり自分のやり方が身に付いている子は、結果としてうまくいっている。自分で目標を持ってしっかり頑張れる子、私のところで自信がついてさらに上を目指そうとがんばれるようになった子は、大いに次のステップに進むべきだ。私の所は卒業なのだ、もしくは必要がないのだ。私は総合商社は目指していない。「勉強する気はあるけど・・・」という子に、出来るところからしたたかにやり抜く術を一緒に模索する のがメインだ。その結果、真に強い子を育てたいのである。一律のスケジュールで実施されるテストにあわせると、どうしても教え込んでしまう結果になる。やはりやり方が違うのだ。ちなみに、受験生は別。会場テストをする。子供の状態で、必要ならばやる中学生の定期テストは、当然全力を尽くすだから、全員一斉にやるのは考え物かなあ4年目に突入して、そんなことを考えました結局、塾はこうあるべきだと言う、妙な固定概念に縛られすぎていたと言うことこれについては、まだまだ思うところがあるが、それは次回。