外に原因を求めてはダメだろう
あまり時事ネタは書きたくないが、いろいろ示唆するところがあったので。星野ジャパンが負けた。敗因はいろいろあるが、私がやはり気になったのはストライクゾーンが違っていたとか、練習時間がとれなかったとか、その要因を外に向けてしまったこと。そういうことはすべてふまえておくのが指揮官のつとめではないだろうか?結局、戦略で大事な、相手を知る ことが不十分のまま戦っていたことになる。厳しい言い方かもしれないが、これは指揮官として重大な欠陥だったとしか言いようがない。選手を誰にするかももちろん大事だが、それ以上に、状況を知らなければ選手の選びようがないはず。最後は選手がかわいそうだとかばっていたが、実はこれはかばっているようでいて、何のフォローにもなっていない。情の監督らしいとは思うが、もし私が選手だったら、こういう指揮官の下で大丈夫なのかと疑問に思う。こども達はテストとかで思ったような結果にならない場合、よく言い訳をする。それが、先生の教え方が悪いとか、問題が多すぎるとか、外部に責任を転嫁する言い方の場合、私は厳しく諭すようにしている。もちろん子どもなので、言い方は相手によって変えていくが。とにかく、外的要因にばかり目を向けてしまうと、そこで進歩がなくなる。言いたい気持ちはよくわかるが、そこはぐっとこらえて、今自分ができるところをやらせるしたたかさを持ってほしい。そう思っている。話を戻す星野氏はWBCも打診されているようだが、もしやるなら、故島野氏のような、名参謀が必要だろう。あくまでも星野氏は象徴的な感じで良いのではないだろうか?しかしつくづく思うけど、○○ジャパンって呼称はやめた方が良いと思う。いつからか知らないが、こう言われているところにろくなものがない。長嶋や柳本にしても、反町にしても。ソフトボールなんて、誰が監督だか、最後までわからなかった(笑)スポーツは、あまり監督が目立たない方が良いと思うのである。