量倒れ?
世間は、大型連休に入った学校はカレンダー通りだが、今週末から5連休となる。学校によっては、宿題が出ているところがあるようだ。聞いてみると、結構分量があるで、例のごとくたいがい○付けは自分でやって提出、と言うことになる。まあ、出さないよりは出した方が良いし、これで勉強するきっかけにはなるだろうが、自分で○付けというところがどうしてもいただけない愛情を感じないのだ。宿題を出す理由はいろいろだとうけど、要は、生徒の学力向上を願ってのこと。でも自分で○つける場合、わからないところはどうしているんだろう?っていっつも思ううちの場合は、ある程度教えてあげることもできるけど、たぶんこういう子は少数。テキストのレベルも、基本的に中の上くらいだから、あれがスラスラ解ける子は、そもそも宿題などいらないというパラドックス。そもそも、量を与える場合、一つの鉄則があるそれは、与える側に覚悟がいると言うことこども達が量をこなせるように支えてあげる覚悟がいると言うこと。量を与えておけば、半ば強制かもしれないが、自然にやる気が出てくると思うのは、少し認識が甘い。量が質に転化することは間違いないが、それはしっかりとしたサポートが伴ってこそと言うこと。ただ、学校現場ではそこまで手が回らないだろうな。今日も、あるテレビを見ていて、本当に今の学校は大変だとつくづく思ったから。たぶん近い将来、先生不足というのは現実のものになるのではないだろうか?今の学校の先生がやりがいのある仕事に見えない感じだから。一つの宿題から、現場が透けて見えてくることがある。