大切なことは、希望を示してあげること
昨日NHK「追跡AtoZ」という番組で、小惑星探査機はやぶさについて取り上げていた。単なる感動美談ではなく、技術的なこともしっかり説明していて、短い時間ながらも丁寧に造られていた。さすがにNHKだなと。この番組を見ていて思ったのは、やはり大人たちは子供たちに、希望を示してあげることが大事なのだろうと。番組ではあきらめない大切さを言っていたが、それは、確かな技術と勤勉さによって成り立つものであると。とかく「あきらめない大切さ」ばかりが先行するが、やはりそれは実体が伴ってこそ。まじめにコツコツやれることをやる、と言うしたたかさなのだと思う。それこそが、普通の人が偉大なことを成し遂げる方法なのだと思う。私は私の方法で、うちの生徒たちにたとえほんの少しでも良いから、希望を示したいなと。ところで、あらためて思うに、はやぶさは快挙である。日本の技術力を世界に誇った快挙だと思う少なくとも、黄色いTシャツ軍団による予定調和の、造られた「感動美談」よりもはるかにましである(^_^;)(意味違うけど)