「大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然」
塾の物件が来月更新を迎える大家は、当たり前のように更新料を請求してくる。つくづく、おかしな制度だと思うが、争っても益がないし、私としても信頼してくれる生徒のためにも塾を続けていきたいので、更新手続きは進めるしかし、これから人口減少時代を迎えて、不動産は確実に余剰の方向になる。一部の人気物件を除いて、だぶつき感は否めない。いったん空いてしまった物件を再度埋め直すのは、簡単ではない。長期に空けば空くほどその傾向は強くなるだろう。空室率の高さに悩む大家は多くなると思うその逆に、とってもうまくいく大家も必ずいるこの差は、別に物件の善し悪しだけではないと思う。だからといって、値下げすれば良いというわけではもちろんないこれからの時代、江戸時代のような「大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然」という感覚が大事になってくるのかもしれない特に小さな物件ほどそうかもしれない。今回の件で、あらためて商売をする上で大事なことを、反面教師として教えてもらった。