いかに捨てさせるか?
私が購読している読売新聞が、夏くらいからおもしろいサービスを始めた。不要品の回収である。小型家電などの、不燃ゴミとしては捨てられないものを、購読契約を条件に無料で回収するものである。好評だったのか、年末も実施することになり、今回はブラウン管テレビも回収してくれるとのこと。私は迷わずお願いした。テレビは簡単に捨てられないのだ。リサイクル費用とかで5,000円くらいかかる。理由はわからなくもないが、ちょっと抵抗のある金額である。第一所定のところに電話して取りに来てもらわないといけない。その手間も面倒くさい。販売店いわく、購読契約時にいろいろサービスしていた洗剤とか、映画のチケットとか、ビール券とかをやめて、このサービスに切り替えたそうである。うまいことを考えたと思う。そういえばジャパネットたかたが、テレビの下取り5万円引き なんてやっているが、あれもうまい仕組みである。買い換えさせる動機付けに十分なり得る(ただ、よく考えると、下取り値引き金額がだいたい市場価格であり、リサイクル費用は別途必要なので、新しいのと交換で持って行ってくれると言うだけだが、購入者にとっては手間省けてありがたいかもしれない)今は、いかにものをあげるかがサービスではない。いかにものを減らすか? そのお手伝いをするのも一つのサービスなのである。ちなみに、生徒の勉強は、彼らが勝手に忘れてくれるので、減らす努力というのは余りいりません(^_^;)都立高校入試(23年2月23日)まで、あと61日