上手な負け戦の仕方
定期テスト勉強をしていると、範囲の広さとか自分の理解度から、どうしても十分に勉強しきれないときがある。時間的に間に合わないと思うときがある。そういうときは、少しやり方を考え直す必要があると思う。語弊があるかもしれないが、上手な負け戦をするのである。比較的理解できるところは、少し突っ込んで勉強しておき、それ以外のところは教科書レベルで乗り切ってしまう。戦力を分散するのではなく、ある部分に集中させて突破するのである。定期テストは、すべて難問がでるはずがない。だいたい基本8 応用2程度だと思うので、この方式ならば、良い点数はムリかもしれないが、致命傷は防げるはずだ。(すべてわからない というのは論外ね(^_^;))これは実際の戦に置き換えるとわかりやすい敵に包囲され、自分が戦力的に劣勢であるとわかったときに、周りの敵をすべてなぎ倒そうとは思わないはずだ。冷静に観察して、相手の弱そうなところ、もしくは自陣が手厚いところから一気に突破して、局面の打開を図ろうとするはずだ。負け戦も立派な戦いで、いかにダメージを減らし、次回に備えるか?ある意味で、勝ち戦よりも高度な戦略実力が必要になる。元々負け戦のしんがりは、腕の立つ人が担当したと言うし。たとえ同じ結果だったとしても、無為にやられてしまうよりも遙かに良いだから、常々生徒に言っているのは、どんな状況におかれても、したたかにやりなさいと言うことなのだ。自分の理解度に合わせた戦い方をすれば良いと言うことあきらめたらそこで終わりだから。