だいたいわかる、は、良くて平均点くらいだろう
生徒に理解度を聴くと、だいたいわかる という言葉が時々返ってくる。これ、かなりの確率で、良くて平均点レベルに終わることが多い。ちょっと問題が多かったり、出題の傾向が変わると、たぶんあっという間に沈む。予想以上にとれない人間は往々にして自分に甘いので、だいたいわかるの、だいたいが、結構自分に都合良く解釈するものだ。明らかに出来ていない範囲があったり、わかっているものでも、練習不足でキチンと理解していなかったりする。客観的に見れば、隙だらけでテストに臨むのだから、結果も知れたものである。完璧!(本人談)レベルで、やっと80点越えが可能になってくる。定期テストというのは、そういうものである。完璧!(本人談)レベルでも、まだまだ不安になって学校の問題集や教科書の問題などを、隅から隅までつぶす作業が、初めて満点近い好成績につながってくると思う。まあ目指すレベルは人それぞれなので、決してすべての子に満点を取れとは言ってない。しかし、自己評価でも良いから、完璧!位に勉強はさせないといけないと思っている。口で言うのはたやすいが、案外難しい。来月は、中学生の定期テストが控えている。彼らの本能との戦いでもある。