スマホの奴隷?
勉強中は、スマホを離れたところに置け。生徒には常々言っている。だからおおむねうちの生徒はそれを守っているしかし、逆にスマホが手放せないのがいる。時々うちに来る、うちを辞めた生徒である。彼は常にスマホを手にしている。まあ、巷でよく見る高校生の姿である。(あまり麗しいとは言いがたい)うちでもこの姿勢だから、他でも同じだろう。たぶん一日の自由時間の大半を、スマホを手にして過ごしているのではないだろうか?こういうのは言い方悪いが、スマホの奴隷という。まもなくテストだというのに、気持ちの半分以上がスマホに持ってかれている。本人曰く、学校の勉強は何とかなっているという。まあ、正直そんな言い訳はどうでも良いが、学校の勉強はそれで乗り切れても、その先はまずない。スマホ片手に受験が乗り切れるほど甘くはない。スマホは使うものであって、使われるものではない。まあ、私が直接関わらなくなったからこれ以上の言及はしないが、せめてうちの生徒だけは、スマホとの上手なつきあい方を教えていかねば、と改めて思う。基本的には、劇薬だと言うこと。依存度が高くなるにつれて、確実に自分の選択肢が狭まっていく、ということを強調しておきたい。