出張修理
日頃愛用している電動自転車の後輪がパンクした。これに気がついたのが、さあこれから仕事、という直前。今から自転車屋に持って行く時間はもうないし・・・と思っていたところ、最近は自転車を出張修理してくれるところが多いことに気がつく。何とか塾まで自転車を持ってきて、そこに来てもらい修理を頼むことにした。電話をして数時間後、軽のミニバンが到着。塾の前の道路で、おもむろに修理開始。パンク修理だけではなく、もうタイヤもすり減っているので、前後輪とも交換。ブレーキも甘くなっているので、これも調整。ちょうど良いレストアの機会にもなっただいたい小一時間くらいで作業終了。修理費は、ホームセンターで安い自転車が買えるくらいになってしまったが、持って行く手間(実はこれが一番大変。そもそも故障したら動かすのが難儀なわけで、それを持ち込ませるというのは、お客の視点から考えると不便でしかない)を考えたら、そう高くはない。昭和の人間は、自転車がパンクしたら、最寄りの自転車屋に持ち込み、混んでたら置いて帰って後で取りに行く、という感覚しかなかったが、この出張修理は便利。工具自体も、大がかりなものはほとんど必要ないので、軽で十分運べる程度もの。そもそも町の自転車屋も減っているし、最近は、自分で売ったものしか見ないというところも珍しくない。そういう隙間をついた新たな商売。これだと、走行中に故障しても、よほどへんぴなところでない限り来て直してくれる。自分の所でも応用できる話かもしれないいろいろ考えさせられる体験でした。