義務教育で、お金の教育もすべきでは・・・
本日の中2。これから学習する「確率」が、少し話題に出た。ちょうど今日から、年末ジャンボが売り出され、せっかくの機会なので期待値と絡めて話をした。毎度毎度、有楽町は徹夜組!を含めて大行列になる。あの映像を見ていると、お金の教育って必要だなあって・・・余計なお世話だろうが・・・(-_-;)有楽町は当たりやすいと思っているから並ぶんでしょうが、所詮販売枚数に比例しているだけのこと。宝くじ一枚一枚は、すべて同様に確からしい(買った場所で確率に差はないと言うこと、当たり前ですが)ので。だから、並んで買おうが徹夜しようが、確率に差はない。まあ、iPhoneの行列と一緒で、イベント的要素を見いだしている人は別だが、テレビを見る限り、宝くじのかぶり物をしているとか、発売を喜んで、店員や警備員などとハイタッチしているとかはないようで、粛々と大行列を作っているだけのよう。今回から10億円(前後賞併せて)だそうで、金額ばかりが一人歩きするが、ユニットの合計額は決まっている。賞金総額が増えたのではないので、そのしわ寄せが下に来る。2等はなんと、1,000万円。これだけでも大金だが、10億とは2桁も違う。かつては2等でも1億くらいあったので、実に露骨な仕組み。そして本題 期待値宝くじ1枚の価値。これがご存じ約47%年末ジャンボの場合、平均的に300円の投資で141円のリターンと言うこと。あくまでも宝くじは、損をしても良いと思える金額で、夢を買うものだが、あまりにも分が悪すぎる。宝くじで確実に利益を得たいなら、タレントにでもなって、CMに出た方が近道かも?買わなきゃ当たらない、買っても当たらない1等の確率は1,000万分の1。これ以上言うのは野暮。ギャンブルは公正に行われる限り、確率に支配される。もちろん確率には偏りが起こるサイコロの目はどれも6分の1だが、1ばかり続けて出るのは珍しくない。その偏りがギャンブルの面白いところであり、毒な部分でもある。だからできるだけ若いうちに、法律の範囲内で、免疫作ることも必要なのかもしれぬ。実は私は20代のころはパチンコ好きで、その毒に触れておりました。競馬もしてましたね。収支は当然・・・ 損しました♪この仕事を始めた30代半ばには、時間がないこともありスッパリやめ、今は全く興味ないです。毒に触れることで、ギャンブルのバカらしさも知りましたから。ある程度免疫ができたんでしょうね。ギャンブルそれ自体を否定しないが、あくまでも損して支障のない範囲で楽しむのが原則。その損の幅に、その人の生き方が出る。それもまた人生。そういうことも、確率を教える中で話すのも楽しい。