勉強態度なんて、そう簡単には変わらない
春は、何かを新しい気分で勉強始めたくなるシーズン。心機一転、塾に入ったり塾を変えたり・・・そのこと自体は否定しないし、うまくいくこともあるだろう。しかし根本的には自分を変えようとしない限り、その効果は数ヶ月も持たない。ひどいのになると、うまくいかないせいを周りに求めたりする。これでは、ずっと同じことを繰り返す。勉強面で自分を変えるにはどうするか?やり方?教材?そんなものは二の次である。まずは、物理的に時間を確保がむしゃらに量を投入。そこから始めるしかない。やるべきことは目の前にあるのだ。ある程度勉強に対する耐性がついて初めて、やり方を考える。しかし変われないパターンはこれが逆。一瞬で変われる魔法を探ろうとしているそして探っているうちになんとなくうやむや・・・最初の決意はどこへやらそもそもそんなものあったら、こっちが知りたい。とにかく確保のコツは、なんと言っても、朝のスタートを早くすること。早めに起きて、朝食前に少しでもやる。さらに休みの時は、朝食後は本格的に。結局、午前中に何時間できるかが勝負になると思う。しかし実際、休み中は9時とか10時くらいにゴソゴソ起き出し、ブランチを食べてちょっとぼーっとする。あっという間に午前中終了。午後からやろうと思っても、なんやかんやで過ぎていく。夜になると、もう疲れてくる。時間が十分にとれないので、せいぜい学校の宿題をやるくらい。これで成績が上がる方が嘘である。本気で勉強できるようにしたいと思うなら、とにかくまずは、一日の生活リズムを見直し、学習時間を半ば強制的に確保。これを最低でも1週間は何がなんでも続ける。人間は惰性の生き物。ここまで努力してみて初めて変化が起こる。となると、環境を変えて心機一転始めたことが生きてくる。今までと同じペースで環境だけ変えても、たぶんそう大きな変化はない。まあ、周りに触発されてやることもあるとは思うが、最後は自分の習慣の壁にぶつかる。だからここを変えないと元の木阿弥。最後だけ帳尻合わせ?まずは自分を変えてみないと。自分が変われば、周りも変わります。これは事実です。