「空」(くう)の心でありのままに見る
物事を考えるときの基本現状をありのままに受け入れることここで私情が入ったり、自分の欲が入ると見る目が曇る。迷走の始まりなかなか難しいことだけどね。概して物事がうまく進まないと言うことは、その方法が間違っていると言うこと。それを教えてくれている。しかし人間は往々にして都合よく解釈する。そこに葛藤が生じる。こうせねば!という願望は、得てして他人の目からみた自分。その他人の目というのも、実は自分の主観だったりする。でもね、自分に照らせばよくわかるけど、他人のことなんてそんなに見てないのよ。私は就職に失敗し、前職も放り出され、この仕事を始めたとき、恥とか外聞とほとんど気にしなくなった。もちろん非常識なことはしてないつもり独立した当初、やめた経緯が経緯なので好奇の目にさらされた。そりゃあそうだよね。30半ばの、独身。どっかの有名塾の講師をしてたわけでもない。ほとんど無名。でも、そんなの無視した。他人が自分の人生に何かをしてくれるわけではない好奇な目に自分が振り回されるのは御免。そうしてくるうちにいつの間にか好奇の目なんてどっか行く。人の噂も七十五日とはよく言ったもの。(改めて思うに、こんな無名の塾に生徒を預けてくれた親御さんには感謝しても仕切れません)思い込みや願望を捨てて、物事をありのままに見るそこから素直に解決策を探っていく。いちいち他人の反応に目くじらを立てたところで、本当の解決になどならない。何度も言うが、他人はそんなに自分のことなど見てない。だからこそ、堂々と。難しいことは承知の上だが。