戦略は、置かれている状況によってことなる
昨日は、懇意にさせてもらってる塾長さんの所(食堂とも言う?笑)に伺い、いろいろ勉強させてもらった。やはりこういう時間は楽しい。いつもクローズドの世界にいることが多いので、大いに刺激になる。ところで塾って、存在基盤が自由だから、どんなやり方だって良い。こうしなければならない、っていうやり方なんてない。トップの個性が出る。すべては、おかれてい状況、能力などによってことなる。ただ、基本は変わらない。基本の上に、どのように味付けしていくか?そこが大事。大事なことは、どんなシステムにせよトップがそれが良いと心から信じること。システムで回すのではなく、あくまでも当事者である「人」が回すこと。この基本がぶれるのだけは避けたい。さて、来年度に向けてうちも少し内容を変えていこうと思っている。やはり学力をつけるには「量」が必要。週1回程度、言われたことだけをやって学力が簡単に付くなら苦労しない。あくまでもそれはきっかけであって、その後の勉強がとても大事。しかし、成績が低迷している子は、そもそも勉強する姿勢が弱いので、それだけで終わってしまう事が多い。妙に安心してしまうのか?もうかなり前の話だが、受験直前でもなかなか伸びていない子がいた。危機感を感じ、直前にはかなり補習を入れた。本人もまじめに通ってくれた。でも、それだけ。まじめには通ったが、ただ通っただけ。家に帰れば元の木阿弥。本音はありがた迷惑だったのかもしれない。結果は言わずもがな。今回、この「量」の部分にメスを入れようと思っている。もちろん、ただ単に量を浴びせ倒すことはしない。過度な負担感を与えずに、どう持って行くか?もう少し考えたいと思っている。また今回の取り組みは、まじめにやってはいるのだが、伸び悩んでいる場合により効果的にしたい。たぶん今年度の更新はこれが最後よいお年をお迎えください。平成28年12月30日(金) 大田区 松栄塾記