「わかる」と「できる」の間にある深い溝
丁寧に教えてもらって、よく「わかる」ようになった!それはそれですばらしいことなのだが、では実際に試験になったときに「できる」ようになるのでしょうか?当たり前のことだけど、「わかる」ようになった問題は、「できる」ようになるまで、極力自力で反復しなければならない。でもその間には、深い溝がある。大概は教えてもらって、「できた!」で終了。反復までになかなか至らない。宿題が出たとしても、大概次に塾に行く直前にやろうとするから、ほとんど忘れてる。でも何となくは覚えているから、もう一度教えてもらうとできるようにはなる。その繰り返し。なかなかテストの点には反映しづらいし、思ったように実力はつかない。じゃあ、さらに回数を増やして・・・ と言うのも間違ってはいないが、あまり得策ではない。場合によってはただただスケジュールをこなすだけ状態に陥ることだってある。ここは一つじっくり腰を据えて、自分で復習をしてみることが大事。自力でやり直してみる。その上でわからないことがあれば、さらに質問する。解決したらさらに復習。この繰り返しで実力はついてくる。「わかる」と「できる」は別物。自力で何とかしてみる、と言う姿勢が最後はないとダメなんですが。この解決方法にはいろいろあると思うが、うちは一つのやり方として、宿題をいったん廃止して、代わりに数多く通塾してもらう方法を採用。復習部分も丸抱えしようと。平成29年5月31日(水) 大田区 松栄塾 記