だれでも受験直前は「不安」ですよね・・・ だからこそ周りの大人ができることは・・・
東京都の場合、高校受験は私立の出願が始まり、都立高校の推薦試験は今日で終わります。2/1からは中学受験も始まり、大学受験も本格化してきますいよいよ本番突入です。ここまで一生懸命頑張ってきた生徒も、なんとなく?きた生徒も、いよいよ結果が出る時期です。どんな生徒であれ、「不安」ですよね。そりゃあ当たり前です。蓋を開けてみないと、最終的にはなにもわからないんですから。でも、そんなことを考えても仕方ありません今の不安を打ち消す最大の方法は、勉強することですそれ以外に方法はないと思います。勉強に集中すれば、不安は一時的にせよ去ります。勉強に没頭してください最後の最後まで諦めずに勉強してくださいそして、周りの大人が絶対に注意しなければいけないこと。それは当然、自分の不安感を受験生にぶつけないこと。不安で仕方ないのはよくわかります。それが初めてのお子さんだったら余計そうです。でも、万が一・・・なんていくら考えたところで、結論なんて出ません。それよりも親御さんが今できる大事なことは、当日試験場に元気で到着できるように、日々の健康管理に注意してあげる。たったこの一点です。当たり前のことなんですが、本当にこれだけです。そして、後はニコニコして見守ってあげられれば十分だと思います(心の中はどう思おうとも)以前、とっても心配性のお母さんがいまして、試験数ヶ月前から、しょっちゅう私に電話やメールしてきて、不安をぶつけてました。そのこと自体、気持ちはよくわかりますし、それはいくらでもかまわないのですが、その気持ちを本人にぶつけてほしくないなあ・・・とだけは思ってました幸い無事に第一志望に合格できたので良かったのですが。周りが泰然自若としていると、当人はホッとできるんです。私は大学受験まではまあまあスムーズに行ったのですが、教員採用試験でとても苦労しました。何年も受からず、自暴自棄になったこともありましたそれでも親は、「どうすんの?」とか「諦めて就職したら・・・」とか一切言ってきませんでした。結果的に自分で進路を決めて今に至りますが、あとからなぜしつこく言ってこなかったのか?と聞いたら「なんとかなると思ってた」 と。多分不安で仕方なかったと思いますが、それを表に出さずに見守ってくれていたことは、今でも本当にありがたかったと思います。一番苦しいのは本人です。もちろん親御さんも苦しいのはよくわかりますしかし我々は大人です。子供が一生懸命頑張っているなと思ったら、ニコニコ見守ってあげるのが一番です。あ、もちろん、だらしなかったら叱咤激励は大事ですよ。時には厳しく叱り飛ばすのも必要です。決して放任ではないですからね。平成30年1月27日(土)大田区松栄塾