明日は合格発表日
明日3/1が都立高校の合格発表日。今年は私立専願で決めた子もいて、いつもよりは少なめだが、それでも合格発表までの独特な雰囲気は変わらない。要は落ち着かない。かといって、答案を出してしまった以上、こちらとしてはなにもできない。そんな中途半端な気持ち。私がそう感じているんだから、当事者である生徒は余計そうだろう。とはいえ、今年は受験倍率は全体として低下。普通科はともかく、専門学科に特にその傾向。やはり、私立高校進学者への補助金が手厚くなった影響は大きい。よって、いわゆる全入か、それに近い状態の学校が昨年よりも増えた。公立校の場合一般的に、受験者数が定員を下回ると、原則全入となる。個人的には合格最低点をもうけて、その分を二次募集に回しても良いような気がするが、公立という観点から考えると、そうはいかないらしい。まあ理解できなくもない。だから、そういう学校を受けた生徒は、最初から受かったつもりになる。とはいえぬる~く入ると、進学後に苦労するのは自明なので、油断するなとは言っても、頭でわかっていても体がついていかない。まあ、その甘さというか世間知らずというか幼いというか、それが中学生(特に男子)なのだが。それでも高校はなんとか過ごせる。友達と楽しくはやれる。教育的配慮によって、生徒は守られる立場だから。その自覚がないまま、曖昧なまま社会に出て、初めて自分の価値に冷静に気がつく。若いうちは体力もあるし、それでもなんとかなるだろうが・・・学校の勉強が役に立たない、と言うことはないと思う。直接習ったことは役に立たないことの方が多いが、勉強を通して培った姿勢が大いに役に立つ。勉強なんか嫌いでもかまわん。無理にしろとまでは言わん。しかしそれなら、そういう自覚を持って、将来の道を真剣に探しなさい。自覚なきまま、「自分はいざとなったらできる」と思うのは勝手だが、世の中って、そんな善意だけでは回ってないよって。まあ、そんなことをツラツラ話してる。気づいているのかいないのかわからないけど。(書いてる本人も、少し迷走気味(^^;))まあいずれにせよ、明日、答えが出る。平成30年2月28日(水)大田区松栄塾