人間の感情は、そう簡単に割り切れない
あの事件以来、出てくる出てくる・・・自分の子供の大学への寄付金投資の損失数千万円にのぼる家族旅行費主として家族が住むための高級住宅を購入ベルサイユ宮殿での結婚式費用などなど・・・これらを高額(すぎる)報酬をもらっておきながら、さらに会社から出させる(もはや寄付金でも何でもなく、さらに、自分が損しない投資なんて、投資の本質からも外れてるし)その「セコさ」が今回の逮捕の原動力となったとしたら言い過ぎでしょうか?確かに表向きの容疑は、収支報告書の虚偽記載だけど。多分、こういうセコさが見えなければ、ここまで行かなかったのでは?とすら思う。理由は実に人間的。でもある意味当然の感情。一般社員が、もらった給料で必死にやりくりしている中で、放蕩三昧?の姿を見せつけられたら、そりゃあ・・・人間の感情って案外単純で、大人になればなるほど、そこをうまく覆い隠して社会生活を営んではいますが、一皮むければ、子供と同じ感情が渦巻いているってものです。子供は、そこが直接来るわけで、日々そういうむき出しの感情を見ていると、いくらいい年した大人が、スーツを着て泰然と事情を述べていたとしても、根っこは同じだなって感じるんです。いずれにせよ、お金をたくさん得ている人が、まわりから「セコい」と思われるようになると、それは相当に危険信号だなと言うのが、今回の件でよくわかりました。人とのやりとりからしか利益は生まれません。だからこそ、人間の感情って、とっても大事。それは大企業でも、うちのような零細でもおなじだと思うのです。平成30年11月29日(木)大田区松栄塾03-3727-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyukuブログの更新は、毎週火、木、土の 午後8時頃の予定です12月からは、月・水・金に変更予定です。