三次募集が常態化してきた都立高校入試
サードプレイスとしての個人塾 2の予定でしたが、ちょっと予定変更。数年前から、三次募集という言葉が聞かれるようになりましたが、今年は今までにない規模で行われます。しかしもうこの時期ですから、応募は二次募集以上に低調です。募集人員の1割にも達しません。学校によっては応募がないところも目立ちます。一クラス以上定員割れしている学校もいくつかあります三次募集までで今年度の募集は終わりますので、定員割れのままスタートすることになります。これは私学の授業料実質無償化と、通信制の拡大が主な要因とされています。実際、通信制に対する親御さんの抵抗感がかなり薄れてきたことは実感します。私がこの仕事を始めた15年くらい前は、都立高校の二次募集すら、分割後期募集を事前に定めた学校以外では例外に近かったのに、いつのまにか三次募集までが常態化してきたことへの変化に驚きます。もうこうなると、都立高校においては入ること自体が、上位校を除いては大変ではなくなり、希望校に入れるかどうかが大事になってきています。私立も上位校を除いては推薦制度が充実してます。大半の公立中学生はそれを利用した入試となります。従って、都立高校の一般入試というのは学力の担保において重要な役目を果たしていたのですが、それが少しずつ崩れて行っています。しかしその割には私立都立問わず、高校では進学に非常に力を入れてます。でも中学から高校への学力の橋渡しにおいては、あまり考慮されていないように、端からは見えます。むしろ囲い込み優先?と皮肉りたくもなります。通塾の意味合いも、少しずつ変わってくるのかなあと、このニュースを見ていて感じた次第です。なお三次募集の試験日は明日26日。合格発表は29日。最後まで諦めずに合格を目指す生徒に敬意を表します。令和3年3月25日(木)----------------------------------------------------------自宅では、なかなか集中して勉強できない生徒のために、頑張れる環境を提供していきます。みんなが集中しているので、やり抜けると思います。大田区松栄塾070-5016-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyuku更新は、午後8時頃の予定です