やはり本人がその気にならないと、本当の意味では動かない
①いわゆるAOを受けた生徒。結果が自分の望むものではなかったようで、一般受験で再度挑戦すると言ってきた。道のりは簡単ではないが、自分の意思で選んだ。最後まで走り切れ!②今回の期末テストが思いっきり成績を下げてしまった生徒学校の課題を出すだけ、それも端から見ていても真剣にやっているとは思えない態度。前回のテストも似たような傾向はあったが、それでもまあまあなんとかなっていた。しかしさすがに今回の結果は、本人なりに堪えていたよう。他の中学生は、なかなか全科目とまでは行きませんが、ジワジワと上げてきているのは事実です。だから、次回のテストがんばる!と意気込んでいる。まあ3ヶ月先なので、どこまで意思が続くか知らないけど、危機感を持ったことはたしか。結局、周りがどう言おうが、本人がその気にならなければ無理なのです。煽られるのはきっかけにはなるかもしれませんが、持続性もないし、万が一うまくいかなかった場合、へたすると他責に走ります。しかし自分が決めた以上は、自分なりに考えて行動起こします。結果についても自分が引き受けます。私がずっと思っていることはまさにそれなのです。「自分の頭で考えて行動する。」簡単なようで、これが結構難しい。それぞれに「タイミング」があります。それがいつ来るかなんて、誰にもわからない。間に合わせようという発想があったら、その大事なタイミングを失します。①の高校生が「遅いかなあ?」と言ってましたが、全くそんなことはありません。彼にとっては、ここからが自分の意思で将来を考える分岐点に入ったのです。間に合うように頑張れたか?というと多分違います。結局「待つ」しかないのです。間に合うのか?という疑問はセットになりますが、そもそも間に合うってなんですか?何に間に合うのでしょうか?では、間に合った先に何が待っているのでしょうか?当然「間に合わせた」その先にも、人為的な間に合う壁が存在します。時には彼らの気持ちを無視して、そのタイミングに合うように如才なく乗り越えていくことが、本当に彼らの幸せになるのでしょうか?ついつい子ども達には大人のエゴが働きます。その気持ちはよくわかります。しかし、「何があっても私はあなたの味方」という姿勢こそが、本当の意味で子ども達を救うのだと思うのです。その覚悟なんでしょうね、周りの大人が必要なのは。令和3年11月30日(火)----------------------------------------------------------自宅では、なかなか集中して勉強できない生徒のために、頑張れる環境を提供していきます。みんなが集中しているので、やり抜けると思います。大田区松栄塾070-5016-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyuku更新は、午後8時頃の予定です