見守ることに徹します
毎年のことですが、2月は受験生は入試、それ以外の中高生は学年末の季節です。毎回結構な量の宿題が出ますので、まずは早め早めに終わらせることを目標にしていますが、それでも結構ギリギリになるのもまた事実です。とにかく、塾に毎日のように来ていますので、基本的には彼らのやっていることを見守るようにしています。うちに来る生徒の大半は成績が中くらいかやや下の生徒です。今まではそういう彼らに対して、わからないところをあぶり出して、教えて練習させて宿題出して・・・と積極的に関与していました。塾の指導というのはそういうものだと思っていたのです。一種の「常識」。しかし学校でも苦手やわからないところが多いと自覚させられている。この上さらに塾に来てまで突かれたくない。でも勉強をなんとかしたい。そんな矛盾した気持ちに気がついたのです。わがままと言えばそうですし、それを乗り越えなければだめだ。確かに正論です。でもこれは鉄則ですが、正論だけでは人は動かないのです。基本的には積極的にやりたくない勉強。時には態度の悪さを私に叱られることも。それでも毎日のように塾に来る生徒達。自分がだらしないのはわかってる。だから緩やかに見てもらえる環境を望んで来るのだと思います。だから私もあえて、彼らがどこまでやれるのか?見守ることに徹することにしたのです。すぐには結果に反映されないかもしれません。思った以上に伸びないかもしれません。しかし、自分で決めたことですから不平や不満は出ません。やらされ感もなくなります。なにより、自分で決めたやり方ですから時間はかかりますが、自分なりに身につけてできるようになるのです(程度は問えませんが)。経験上実感してます。中堅層以下には、ストレスなくやれる一つのアプローチ方法だと思っています。いろいろなご意見はあると思います。年度替わりのタイミングです。けれども私事ながら、この1年母親が亡くなり、いろいろ考えさせられる中で、今後もこの場所を提供して行くにはどうすれば良いか?考えた末です。覚悟も出来ています。少しずつ緩和されていくとはいえ、コロナ禍で子供達の環境は窮屈になりすぎました。主に中堅層の生徒達が気持ちよく過ごせる場として、塾として何が出来るのか?これからも、模索していきたいと思っています。令和5年2月28日(火)----------------------------------------------------------自宅では、なかなか集中して勉強できない生徒のために、頑張れる環境を提供していきます。みんなが集中しているので、やり抜けると思います。大田区松栄塾070-5016-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyuku更新は、午後8時頃の予定です