葛藤を乗り越える
まもなく夏休みが終わります。今年は記録的な暑さが連日続き、体調の管理も大変です。 中3にとっては高校受験の準備として大事な時期ではありましたが、どうだったでしょうか? なかなか思ったようにはいかない、というのが実態だと思います。特に男子にその傾向がありますが、中3といえども、やはりまだまだ幼いのです。どうしてもめんどくさいことを避けがちです。学校の宿題もありますしね。 例年見ていてもそうですね。やはり実感がないのです。受験ってどういうものなのか?周りが受験受験って言うし、そうやって動いている友達もいるから、ああやらなきゃね・・・。 大人の視点から見ると歯がゆいのですが、まずはこの現実を受け止めてあげる、これが一番大事なのだと思います。 やる気はあるけど、行動が伴わない。ああだこうだと言われると、どうやって勉強したら良いのかわからない・・・(仮にここでやり方を教えてもあまり響きません。本質はそこにないからです)矛盾してますが、彼らの心の中でも葛藤してます。まずはこの現状を受け止める。 正論が通じないのですが、それも受け止める。幸いにして生徒達は、塾に来ることをいとわない。本当に勉強がいやなら、そもそも塾になど来ない。 ここで目先に焦ってもおそらくうまくいきません。やらされ感だけが残ります。 なんか気が滅入ってしまいますが、しかし男子は特にそうですが、子供達はあるきっかけで変わるのです。時期に差はあります(経験上、高2くらい)が、自分なりに将来について考えるのです。そしてしっかり自分の足で歩き出します。こうなるとどんな結果になっても文句は出ません。たくましくなります。 学校の勉強も一つの才能です。うまく吸収できる場合とそうでない場合があります。そこに良し悪しはありません。とにかく、自分の頭で考えて行動できるようにする。その時期が来るまで待つ。 20年近く生徒達を見てきての確信です。生徒達に教えられたことは多いのです。令和5年8月22日(火)----------------------------------------------------------大田区松栄塾070-5016-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyuku更新は、午後8時頃の予定です