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カテゴリ:読みきかせ・表現よみ(音読・朗読)の工夫
第26回 表教研(音読・朗読)夏季集会実践報告 参加者の感想・意見 H27.9.18 八王子公立小青柳 あゆみ /世田谷区公立小 羽鳥 晋
感想
○授業の流れがよく分かり、大変勉強になりました。子供たちが授業の中でどんなやりとりをしているのか、青柳先生の会話を起こした文章や、羽鳥先生の映像資料から 具体的に知ることができたのがとても良かったです。
○表現よみを授業に取り入れると、どうしても時間がなくなってしまうというイメージだったが、2つの実践からどのように行えばいいか、どう工夫すればいいかがイメージできました 。映像で表現よみの実際を見て、子供同ども同士が友達の読みを聞きながら、作品の内容をよく読み深めている様子がうかがえました。「食うだろうか。ね。食うだろうか。」のきつねの会話を工夫したり、「キックキックトントン」のところは足踏みを入れたり…。子供が 物語の世界に入り込んで、同化体験、異化体験(共体験)できているという印象を受けました。
○どちらの先生の実践報告の事例も共通して、子どもたちがたくさん楽しく発言していました。表現よみの有効性を感じました。高学年でも活発に意見交換ができることは、素晴らしいことだと思います。表現よみの指導には、教師の教材理解や発問の仕方が大変重要であると感じました。
○とても丁寧な授業展開で多くの時間を使って準備した様子がうかがえる。宮沢賢治の言葉の使い方が、今の言葉と異なるので、世界観を伝えることが難しそうだと感じた。生徒達が考え楽しみながらグループで活動をしている様子がうかがえた。 教員の目の届かない所での練習を できるという信頼関係を築けているところが素晴らしいと思った。
○「子どもと楽しみながら学ぶ」というのは、とても大切なことで、自分はまだまだ何一つできてないなと思いました。これから勉強してみたいと思いました。
○「雪わたり」は子どもにとって長く難しい作品のため、意欲を高めることが難しい教材だと思っていましたが、表現よみをすることで より主体的に楽しく取り組めることがわかりました。どちらの先生も、指導計画をはじめ、深い教材研究があるからこそ良い実践ができるのだとあらためて感じました。
○2つとも同じ教材の実践報告でしたが、どちらの子どもたちも、言葉と自分が考えたことや思ったことを大事にしているなあと思いました。教師の発問にただ答えるではなく、自主的にサイドラインを引いたり、書き込みをしたりして考えているのが受け身ではない学習だなあと思いました。
下記、クリックしていただくとありがたいです。 上記の研究報告の関連は、下記の本に出ています。
表現読みと朗読は、ねらっていることは同じだと思います。 毎年全国研究アカデミーをしています。2016年全国研究集会は、7月30日(土曜日) 詳しくは、表現よみ総合法教育研究会のホームページhttp://hyoukyouken.gooside.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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