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カテゴリ:・・表現よみ(音読・朗読)指導の実際
続きです。 2 喉を壊さないで響く声を出す発声について
一般の指導は、<喉を締めないで、開けて><腹筋・腰を使って>ということのようです。
でも、<喉を締めないで、開けて><腹筋・腰を使って>発声するに当たっての発声器官の使い方を具体的に指導が大事だと思います。
それは、
ラまでの低音域の下腹部・胸部・軟口蓋などの使い方
次のレまでの下腹部・胸部・軟口蓋・背中などの使い方
次のファ♯までの下腹部・胸部・軟口蓋・背中・肩甲骨・声帯の使い方などです。
過去の偉大な歌い手の発声を分析して、上記の器官をどのように使っているかを探った方がおります。それは世界の発声研究家の書物・声からも学んだのでした。おもに、現在は、国内ではまだあまり知られていない、アメリカ人バス歌手、ジェローム・ハインズ氏の著書「四声論」を翻訳し実践、また、リチャード・ミラー氏の唱えるアッポッジョテクニックをレッスンに取り入れています。
指導されたことを生かすと、今までと違い、安定した声が出るようになり始めました。
約4年間、日野から蓮田まで月2回、通いました。
以上は、ちゃんとした声を出すための発声器官の使い方ですが、 喉を壊さないためには、どうしたらよいか、そのことにふれます。
腹筋と発声器官の中心である喉は、連動して動きます。喉を締めないで発声しようとすると、腹筋には、力が入ります。このことからして、喉を締めない発声をするには、腹筋を絶えず、意識して使うことだと思います。
この腹筋を意識して使うだけで、喉を締めた発声はなくなります。こうなると、喉を壊すことはなくなります。
このことに関しては、下腹をクッションのように使うこと、 上から下に押すこと、できれば下腹を後ろに広げることなどを提唱されているかたがおります。 このことによって、響きのある声も出始めるようです。しかも、喉を壊さないで。
最後に発声は全体のバランスで成り立つので、腹圧のバランスと、発声器官全体に弾力性を感じながら出す事の重要性を感じています。
以上 下記、クリックしていただくとありがたいです。 上記のことは、下記の本に出ています。
表現読みと朗読は、ねらっていることは同じだと思います。 表http://hyoukyouken.gooside.com/表み総合法教育研究会現よみ総合法教表現よみ総合法教育研究会育研究会
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* これらの実践・研究は、大久保忠利の理論によるところが大きいです。 大久保の国語教育の理論は、下記の本にまとまっています。 大久保忠利著作選集1・2(三省堂)絶版 必要な方は、古書店か表現よみ総合法教育研究会に注文をしてください。 表現よみ総合法教育研究会では、2500円・1冊です。
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