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カテゴリ:・漢字指導
前回の続きです。 以下は、この8月の漢字指導法研究会夏季アカデミー基本提案・調布市立第三小学校・榎本裕也先生の引用です。 それに、これらの2群漢字語は扱う教科の中でその意味を指導することができます。
しかし、前述の1群の漢字語は、あまりに頻繁に登場するので、その漢字が理解できないということが、学習を妨げるおそれがあります。クラスの中には、これらの漢字語が分からないがゆえに、おいてきぼりになっている子どもがいるかもしれません。 * ブログ筆者註・・・・・・このことは、9歳の壁の原因とも言われています。9歳の壁とは、9歳ごろ、学習についていけなくなることです。
では、1群・2群の漢字語は、使っているうちに理解するのでしょうか。教科書を読んでいれば分かるのでしょうか。そのうちに理解するのでしょうか。それは、漢字指導の時間において行う指導なのだと思います。
とは言え、1006文字すべてを丁寧に指導する時間は残念ながらありません。1006字すべてが1群のような漢字ではありません。すべてを同じように指導する必要はないのです。
そこで提案するのが、「漢字指導に計画的軽重をつける」ということです。
続きます。 下記クリックしてくださるとうれしいです。
下記は、上記の研究の出発点の本です。
漢字指導法の研究会は、毎月しています。 参加希望者は、上記の事務局にご連絡ください。
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