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カテゴリ:・漢字指導
前回の続きです。 以下は、この8月の漢字指導法研究会夏季アカデミー基本提案・調布市立第三小学校・榎本裕也先生の引用です。
(2)指導に軽重をつける意図と方法
前項で述べた、1群のような漢字をAランク、2群のような漢字をB・Cランクの三つに振り分けて、指導時間・指導方法に軽重をつけて計画します。指導に軽重をつけることには、次のような意図があります。
1.難易度の高い漢字を丁寧に指導する。
2.限られた時間の中で教師・児童ともに無理のない授業を実践する。
3.Aランク漢字の学習指導を通して、漢字の魅力、漢字学習の意義、漢字学習の方法を伝えることで、自学の力を高め、BCランクの学習効果を高める。
本研究会では、指導漢字の精選を提案しています。
Aランク・・・読み書き両方の力を定着させる漢字
Bランク・・・読みの力を定着させる漢字
Cランク・・・読み書きの力の定着は先送りする漢字
ですが、現状では指導を先送りすることができません。そこで、私たちは、Aランク漢字は、「責任をもって読み書き両方の力を定着させる漢字」ととらえ、Aランク漢字の指導を通して、BCランク漢字の学習効果を高め、これらの漢字も読み書きできて、使えるようにするものとして考えています。
次回は、『6年生1学期の漢字指導計画』(光村図書の提出漢字の場合)です。 続きます。 下記クリックしてくださるとうれしいです。
下記は、上記の研究の出発点の本です。
漢字指導法の研究会は、毎月しています。 参加希望者は、上記の事務局にご連絡ください。
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