展覧会をはしごする
雨の日の日曜日。めずらしく家族をほっぽってお出かけしました。お友達のComoさんから展覧会のお誘いをいただき、素敵な展覧会に行ってきました。Comoさんといえばイタリア。まずはイタリア料理でランチをした後、一件目の展覧会に行きました。場所は谷六の楓ギャラリー。そこで「栗本夏樹 漆展ー紙の器ー」が開かれていました。漆好きの私は作品の前で目をぎらぎらさせていました。アートな感じのする漆作品がたくさん。今回は紙に漆を塗って、新たに紙の器として再生したものを集めたそうです。漆にもいろいろあるんですね。また違った雰囲気のする漆と出会い、あらたな漆の魅力を発見!しばし作品とお付き合いください。漆の器もこうやって並べると立派なアートですね。一つだけでもいい。でもこうやって並べるほうがなおいいよね。なんとなく北欧のふたものと似ているぞ。壁にオブジェ?いろいろ飾り方を変えることによって、楽しめそうな作品。でも主婦の私としてはこんな風に実際にお菓子を盛った様が参考になる。この他、外にもオブジェが飾られていたり、時間がもっとあるならもう少し鑑賞していたいなと思いつつ、次の展覧会へ。次は中崎町にあるワイアートギャラリーへ。今度は「ー灯りをともしてー片山みやび展」の最終日に滑り込みました。最終日というだけあって人がたくさんいらっしゃったので、外からの写真です。いつもネットを通してみている作品の実物を目の前で見ることができました。今回はモノトーンの作品が中心でしたが、絵に関してはきれいな色使いのものに目が行きます。入って左側がモノトーン中心の作品でした。見えづらいですが、、、。右側にカラフルな作品。北欧の森をイメージした作品の中でいくつかいいなと思うものがありましたが、絵は今は買えません。結婚した当初は「結婚記念日には絵を買おうね。」って言ってたのに、子供が大きくなるに連れて絵を買う余裕もなくなってきました。でも気に入った絵を見ると買って飾りたくなりますね。「いつか、またきっと。」ということでここは目の保養だけにしました。どちらの展覧会も私の好みをよく知ってくれているComoさんのおかげで行くことができたわけで、おかげですごく楽しかったです。実際に作り手の方とお話できるってすごく幸せなことで、その会話は刺激的で好奇心をくすぐられます。作品に対する思いも伝わってくるし、美術館に展示されているものを見るという一方通行な味わい方よりも私は好きです。でも一日にまったく違う分野の展示会に行くのはちょっと満腹感がありすぎて、味わいきれない感が残りました。イタリアンランチと一つだけ悩みに悩んで買った漆の器のお話はまたこの次にしたいと思います。片山みやびさんの作品は楽天でも買えます。「栗本夏樹 漆展」は2月7日まで開催されています。漆にご興味のある方は一度足を運んでみてください。