カテゴリ:人生いろいろ
こんな時代もあったのだと、真ん中は「昭和枯れすすき」のサクラと一郎のサクラ、36年前の毎晩飲み歩いて朝帰りで精力もあふれていた時代の懐かしい写真で、向かって右手が私です。 この時期、ユーミンの「待ち伏せ」を歌って大ヒットした女性歌手とのデュエット写真もあったのですが、これは見つかりませんでした。 今回は、私のような高齢者にとって身につまされる重いタイトルですが、今年に入り、長年の付き合いの私の近くに住む農家の、私にとって最も親しい仲間二人が癌になってしまいました。 70歳になる仲間の一人は食道がんで術後の生存確率9対1、最悪5年という事ですから5年以上の生存可能であり、まだ大きく望みはあります。 しかし、もう一人は80歳になる釣りに一番長く付き合ってきた親しい先輩で、今年に入り体調不全が続き、先日本人から私に電話が入り、検査の結果が出て、胃がんと大腸がんで、胃は全摘出、余命3年を宣告されたと伝えられました。 私は、30年前にこの先輩と二人で夜釣りに行った時に、この先輩の生死にかかわるひっ迫した状態に立ち会った時があり、助けるには数10秒もの余裕がない状態に追い込まれてしまい、私の一か八かの判断の間一髪の機転により、幸運にもこの先輩の命を救ったことが頭をよぎりました。 先日今回の癌のことを伝えられた時、Sさんに、Sさん、思い起こせば30年前に紙一重の間一髪で海の藻屑と消えた命だぜ、私は71歳だがこの先の事は天のみぞ知る...、お互い仲間のKちゃんは70歳で食道がん...、Sさんは80歳まで健康で釣りができたのだし、残り3年と言われても人生は運次第だからまだまだいけるよ...。 Sさん曰く、慰め有難う...、分かっているよ...、残り3年だけど、まだ釣りに行く気があるから退院したらよろしく頼む...。 私はSさんに、Sさんの体が動く限りは、車いすになっても海の見える釣りに連れて行ってあげるよ...。 Sさん曰く、とりあえず手術後元気になったらよろしく~...。 私も友達はそこそこにいますが、この二人は、真の捨てがたい友と言える長年にわたる最も親しい友であり、二人とも癌を受け入れて覚悟を決めていると感じました。 私の近隣の隣組でも、私の住居東側隣の公務員だった主人が4年前に59歳で肺がんで逝去、そこから3件離れた主人が昨年秋に65歳で肺炎で逝去、私の裏手隣西側の農家の主人が今年初めに、胃がんでレベル4で手術不可にて余命を待つばかりと宣告され、今は自身の天命を受け入れて奥さんと農作業を通常通り行い、私と顔を合わせると、こうなったらジタバタしてもしょうがないよ、と、...。 71歳の私の年になると、親類の高齢者とか知人が続々と亡くなっていきます。 人生80年以上と言われる時代になってきていますが、健康寿命80年以上なら良いですが、私も自分自身の精神年齢はまだまだと思っているのですが、現実は体力と精力の衰えを身にしみて感じますから。 仲間と身近の人たちの健康状態不安と不幸にも逝去した人達、知人仲間が一人二人と亡くなっていくのを見て、我が人生も先が見えてきたかな~と思う今日この頃。 看取られて安らかに死ねるかは運のみで、人生たどり着くところの最後は一人、精いっぱいの意地を通して、我が人生に悔いはなし...で逝きたいと考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年11月17日 23時37分43秒
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