サンセットヒルの愉快な仲間

ノーテンキ、アメリカンヤンキーギャルのサクラ、これが長生きの一番の秘訣では。

私の最も付き合いの良かった今は亡き長き友３人についてですが、数年前に７６歳で亡くなった５歳年上の三味線師匠の先輩はタバコと酒もやらず胃がんで死亡、私と一番長く遊びに付き合ってくれた９歳年上の先輩は下戸で酒はやらず７０歳でタバコをきっちり止めたが８０歳で肺がんで死亡、一つ年下の酒好きだった友は亡くなる３年前に酒をやめたがタバコは止められず食道がんで７2歳で死亡..．。

私の２０代から３０代の生活はめちゃくちゃで、土日は競輪/競馬/オートレース、仕事が終わればパチンコ屋、その後は毎晩飲み歩きか徹夜マージャンで午前様、タバコは毎日２箱ペース...、麻雀と公営ギャンブルは３2歳できっちり止めましたが、飲み歩き夜遊びと女好き、タバコ２箱ペースは４8歳までですから28年ほど続きました。

４8歳で散々続けてきた夜遊びは飽きた為にタバコも一日１箱前後で済むようになり、飲酒運転の罰則強化もありアルコールは晩酌主体になっていきますが、タバコをやめようと考えてはいますが止められず７５歳の現在に至っています。

そんな私の毎年の健康診断の結果は、血液検査異常なし、レントゲン検査異常なし、しかし体調は良くなく、痰も出るし胃腸の調子も良くなく、ここ１５年で１５Ｋ痩せてしまい体力が極端に落ちたと言うのにどこも異常なしとは!、そんな馬鹿な...。

私の仲間にも私に似たような男がいまして、この男は私より始末が悪く、５０代からの糖尿病の持病持ちで常にインシュリン注射器セットが必要なのに甘いものが好き、タバコもやめられず、好きな食べ物とタバコを止めろと医者の言う事を聞いてまで長生きしたくない!、なんて強がりを言って、今でも私と元気で遊んでいますから。

私の仕事柄のず―と年上の先輩は、タバコも酒もやらず健康志向で毎年人間ドックに入り健康チェックをしていて6０代に胃がんになり８５歳で死亡、私の叔父はもともと酒はやらずタバコは吸っていましたが６０代でやめ、毎年人間ドックでチェックしていましたが胃がんで８２歳で死亡。

こう考えてみると欲求を抑えての健康志向も考え物で、健康志向で生活抑制したところで私の親類友人知人は７０歳から８５歳前後でなくなっているわけで、癌治療新薬、予防医学等が発展している近代医学においても真実はどこにあるのか?、という事になるが、7０歳過ぎの死亡は若死にではないから致し方なしと言う考え方もできる。

ちなみに私の家系の直系男子で満８０歳を超えたのは一人もいなく祖父と叔父が満７８歳、もう一人の叔父が肺がんで６９歳、私の父親は肺気腫で７１歳で亡くなっています。
女系の祖母は９８歳まで全く健康で自然死で亡くなり、私の母は６０歳で甲状腺がん手術をしましたが８２歳でガン再発し亡くなりました。

私の男系遺伝から考察すると、私はせいぜい運よく長生きしたとしても８０歳までという事になりますから、ダーウィン遺伝学から行くと持ってあと５年です。

私も本心は健康体でなら長生きしたいが本音ですが、自己制御=自制力はからきし弱いですから。
好きな釣りと射撃をやって、タバコと酒は少しだけ控えめにして、これからの寿命は運任せです。