27戦目
『醜態』 本日の広島は3-11と阪神に大敗し、5割復帰はなりませんでした。先発篠田は5回10被安打2被本塁打0奪三振3与四球7失点と炎上し、予想通り一軍で通用しそうにない投球でした。K/BBは計算できず、ゴロ:外野フライ:ライナーの比率が11:7:3とイーブンで最早ゴロを打たせることもできなくなっています。球威面に至っては5回で10被安打、1イニングで2本の安打を打たれる計算です。しかも打たれた本塁打のうち、新井良太の本塁打はライト方向への本塁打です。浜風が吹き、ライト方向へは打球が飛ばないとされる甲子園で、しかも右打者が逆方向に打っての本塁打です。この事実から察するに相当球威がないと言っても間違いなく、恐らくゴロの打球も強めの打球が殆どだったのではないでしょうか。二番手福井は3奪三振も3与四球で三塁打も打たれ、球威のなさと制球力の悪さという根本的な課題がまだまだありますね。 一方野手陣は4点取られた後に3点奪い返すなど最後まで諦めず、9回も意地を見せましたがこの点差ではさすがに・・・ですね。 以前、篠田について二軍でもK/BBが低く、被安打も投球回数を越えて実質的には通用していない投球だと書かせていただきました。そんな投手が一軍に来て抑えられるわけがなく、一軍で抑えられる術もないと思います。前から篠田と斉藤には既に見切りをつけていると何度も書かせていただきましたが、今回の投球でその考えは間違っていないように感じました。成績や投球内容は年々下降し、毎年慢性的に肩を故障した影響か球速も年々落ちていき、完全に下り坂である状態が鮮明な投手です。今日の最速もスピードガン表示がかなり甘い甲子園で137キロ、それも殆どが130キロ前半とかつて速球派と言われた面影はありません。はっきり言わせてもらいますが、日本ハムならば昨年の時点で戦力外通告だったのではないでしょうか。根本的に一から投球スタイルや投球フォームを変えない限り、一軍で通用しないでしょう。今の篠田は最早一軍で起用するレベルではありません。【送料無料】セイバーメトリクス・リポート(2) [ 岡田友輔 ]価格:2,520円(税込、送料込)