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カテゴリ:野球
『来年の逸材に注目』 今回は都市対抗野球大会に出場しているドラフト候補選手達について見ていきたいと思います。 ただ基本的に平日は仕事中なのであくまでも確認できた選手のみに限定しています。 「三菱重工WEST」 23日に行われたヤマハ戦(サイト)にて大卒社会人3年目となる竹田投手が登板しました。 球速は最速152キロ、常時145キロ強の直球を投げ込むなど9回を投げて5安打8奪三振3四死球3失点の完投勝利をあげました。 また、投球フォームが昨年よりかは下半身の使い方が良くなった印象を受けましたが、やはり投球フォーム自体は少々ぎこちない印象で、開きが早い上にシュート回転するので球速こそ出ているものの振り抜かれている点が気になります。 球種はスライダー、カーブ、フォークと一通りある上に制球にも破綻はないですが、上記の理由でドラフト上位で指名されるかどうかは微妙ですが、中位や下位指名ならば可能性はあるのかな?という印象を受けました。 直球は見せ球で変化球で打ち取るタイプの投手ではないかな?と思いました。 続いて25日に行われたトヨタ自動車戦(サイト)では鷲尾投手が登板、まとまりがある竹田投手とは違って素材型寄りの投手で、145キロ前後(確認できた中での最速は147キロ)を計測していました。 何より面白いのが回転数が2500を越えている点、回転軸もオーバーハンドなので垂直になっているからか、打者から空振りを奪う場面が目立ちました。 球種は沈む球を持っていますが、時折高めに浮いて危ない場面も見受けられましたが、プロ受けするのは鷲尾投手の方ではないかな?と思います。 ただ上記の通り素材型で、投球フォームはかなり改善の余地がありそうで、即戦力というよりは育成してからというタイプの投手ではないでしょうか。 ただ大卒社会人投手なので「それなら高校生や大学生の選手を」となる可能性もあり、指名漏れもあり得るかな?という印象です。 「トヨタ自動車」 25日に上記の三菱重工WESTと試合を行いましたが、残念ながら敗れてしまい、佐竹投手にとって最後の都市対抗野球大会が終わりました。 この日、先発登板したのが左腕の増居投手、140キロ前半の直球(確認できた最速は146キロ)を投げ込み、6回を投げて4安打8奪三振2四死球2失点と好投を見せました。 元阪神の北條には一発を浴びたものの、その北條から2奪三振を奪っており、ショートアームで球の出所もある程度隠せていて球種も一通り持っています。 ただ伊原投手もそうですが、もう一つ突き抜けたものがないかな?という印象でしょうか。 伊原投手ドラフト上位では推しにくいかな?という印象で、ドラフト中位以降で即戦力左腕が欲しいという球団ならばあり得るのかな?と思いました。 ただ個人的に増居投手と伊原投手だと増居投手の方が引き出しが多いので先発も任せる事ができそうなのかな?と思いました。 個人的に印象に残ったのは新人の左腕池村投手、最速149キロの直球とカットボール、スライダー、カーブなどを操り、直球には力がある上に変化球も左打者に対して外角にしっかりと決められるなど見事な投球、来年非常に楽しみなドラフト候補だったと思います。 そしてもう一人が同じく新人でこちらは右の後藤投手、非常に綺麗な投球フォームから149キロの直球を投げ込んでおり、変化球はこの日スライダーしか投げていなかったのでどの程度変化球のレベルがあるのかは分かりませんでしたが、順調ならばこちらも来年非常に楽しみな投手です。 どちらかと言えば来年のドラフト候補二人が目立ったかなと思います。 残念ながら日本生命の山田健太、石伊選手らは確認できず、NTT東日本の野口捕手は1本だけ打ったシーンを観る事ができたぐらいでした(ただ打撃フォームは結構独特)。 野手だと東芝からの補強選手である下山選手が2打席連続本塁打を放っており、自慢の打撃を存分にアピールしましたが、指名打者として出場している点がネックとなるでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.26 00:37:36
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