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テーマ:暮らしを楽しむ(388166)
カテゴリ:幸せになる「勇気」
50代になって、ついたお肉が本当に落ちにくくなって。
痩せにくくなって。 それまでは、 たとえばお正月などのご馳走続きで体重が増加してしまっても、 ちょっと食事を気をつけたり運動したりすれば 2〜3kg 程度の調整なら容易かったのに。 50代になった途端、同じように気をつけても全く痩せない! ※ それどころか日々微増 痩せるのってこんな大変だった!? と。 みなさま こんにちは。 すずひです。 わたくしは、やると決めたことに対しては「たいてい結果を出せるタイプ」で。 だからそのこと(痩せられないこと)に対し、焦ったんですけど。 そんな50代には50代のやり方で!と新たに取り組んだ、 もうずっと続いてる1日2食生活(16時間断食)で、 まことするりと痩せたんですが。 痩せた今、知ったこと。 わかってしまって、戸惑ってること。 人体にとって本当に大変で難しいのは、もしかして。 もしかして、痩せることではなく 「太ること」のほう、なのではないだろうか。 ******************** 人間は、食べなければ確実に痩せると思うんですけど、 食べたからと言って、そのぶん太れるとは限らない。 美味しいものは大好きなのにたくさんは食べられない、や、 そもそもあまりお腹が空かない、や、 食べても身につかない、や、 今、どうやらそういう体質になっている。 コロナに感染して寝込んだ後、ますますはっきりそうなっている。 一人焼肉でお腹いっぱい食べた翌日の体重は、 増えるどころか、減ってしまったぞい! (´;Д;`) ナンデヤ! あんなにいつも、基本「常に痩せたかった」のに。 「できればもう少し太りたい世界」 「もう少しふっくらした方がいいかもしれない世界」の住人に、 わたくしはなってしまった。 暮らす世界が「逆転」してしまった。 *********************** わたくしは3600g 超えのbigな赤ちゃんとして生まれ、 (お腹の赤ちゃんが大きくなっちゃうのは赤ちゃんのせいではないと思うんですけど) 「あんたがデカすぎたせいで超難産だった!」 「産む時には背中まで裂けた!」と母から嘆かれ、 こんな妹は恥ずかしくて嫌だ! といって、 ふだんは滅多に泣かないお姉ちゃんさえ泣くほどのデブだったのよ w という・・・ 嘘か本当かわからない話を幾度となく聞かされ、 繰り返し、繰り返し、もう嫌だと言っても聞かされ、 都度、食卓の笑いものにされ、わたくしはそれを、やがて信じた。 わたくしは、太っている。 太っていることは恥ずかしいこと。 笑われること。 愛されないこと。 許されざること、と。 ********************* わたくしの人生のおおかたは、今振り返っても決して太ってなどおらず、 とくに11〜13歳ころには「158cm 39kg 」みたいな・・・ 当時大人気だった、「センチメンタルジャーニー」を歌う まだ16だった伊代ちゃんみたいな体型だった時期も長かったのですが。 それはそれで母からは「いつまでたってもガリガリね!」 「ぜんぜん女らしくない」「胸より肋骨が出てる w 」と、からかわれ・・・ 家族アルバムの写真の横にそうやって黒マジックでコメント書き込まれ(いじめかな?・笑) わたくしは太くても笑われてしまうけど、 ああ、細くても笑われてしまうのか。 ********************* 自分はそのままでいい、や そのままで愛される存在で、どんな時も味方でいてもらえると思えたことが、 全くなかったです。 恨み節ではなく、そう思えないことをとても長く苦しんだけれど・・・ 今思えば、無理もないわ。 むしろ自然の成り行きだわ。 わたくしは正常だわ (笑) ******************* 病んだ人は「その家族の病理を代表する人」と、最近本で読みました。 その人の心や精神が弱いのではなく、 家庭自体がそもそも機能不全に陥っていて、 だからむしろいちばんまともだったり いちばん感受性の強い子が気づき、 その異常さに耐えられず、病気になってでも知らせようとする、 「勇敢な魂」なのだ、と。 けれどその病気は、 実は家族の「歪んだバランス」を絶妙に保つ役目を果たしており、 その子の病気が治ると(完治してしまうと) それまで保たれていた家族形態や関係性は一気に崩壊するって。 崩壊か。 ああ・・・ 確かに。 だからね、そういうなんらかの「見た目」でも、 可愛いとかそうでないとか、 勉強や運動のできるできないでも、ね。 性格の明るいそうじゃないでも、 すごく太っていようが 痩せていようが どんな風であっても母親から愛されている友だちが・・・ そして彼氏とかからも愛されてる子が・・・ 謎だった。 そういう健全な家庭があることが信じられないし、 自分に自信を持ててることが羨ましくて、ね。 ***************** もう今は。 もう今は、って わたくし53歳になっちゃいましたけど。 自分はこのままでいいと、 人生ではじめて思えているのです。 もうちょっとお肉を取り戻したいけれど、まあこのままでもいいし、 そのうちまたふっくらしてくるのかもしれないし、しないのかもしれない。 どんなわたくしでもいいわ。と。 どんな自分もわたくしなのだから。 それをダメだとか、 もっとこうなれああなれ言って支配してくる人のご機嫌をとることはもう嫌だし、 自分の気持ちに嘘をつくことはもう心底嫌だし、 その時の、その体型の自分に似合う服を選ぶことは・・・ どんな体型であっても、こんなに楽しいのだから。 お洋服は、楽しい。 とても楽しい。 わたくしは、服が好き。 大好き。 ↓ このボリューム感。この温かさ・・・ そして軽さ! お好きな1色、見つかるかな? Lサイズを腰まで落として穿く丈が好み!(全く写ってないけど、ブーツ履いてます・笑)
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最終更新日
2024.10.25 18:18:34
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