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カテゴリ:大切なひと
突然、大阪の中学時代の同級生から電話があった。 卒業以来、もう15年以上会っていない。。。 「ひさしぶり~!」と言いながら、少しだけ、不吉な予感が頭をかすめた。
余命3ヶ月、とのこと・・・・
先生、教育者、というより、一人の芸術家。 指導する、教えるというより、質の高い音楽を追求して進むひと。 そこに、まだ子供のような中学生の私たちが、必死で着いていく、 そんな雰囲気。 彼の笑った顔は、あまり覚えていない。。。 どちらかというと、苦い顔をして、髪を振り、指揮棒を振っている姿、 鋭い目。
今度の連休に演奏会を行うとのこと。 そこに、先生も観にいらっしゃる。。。 おそらくこれが、最後の機会。 ご本人も、すべて承知している様子。。。
先生の前でもう一度演奏しよう、という話が、 地元の大阪メンバーを中心に進んでいるらしい。
楽器だって、持っていない、手に取っていない人がほとんど。 でも、かなりの人が参加するらしい。 メーリングリストに入れてもらった途端、懐かしいメンバーのやりとりが飛び込んできた。 楽器、楽器運搬、譜面、譜面台、写真、会場、受付など、必要なものの手配。。。 自然に気づいた人、やれる人が名乗りを上げて めまぐるしく、どんどん話が進んでいく。
すごい力が、ここにある。。。。
わたしは、関東に住む同級生に電話した。 参加を募った。
いま、このとき、 わたしができることは、何なのだろうか。 わたしがすべきことは、何なのだろうか。
連休、ともにこの吹奏楽部で過ごした主人と共に、 大阪へ。。。
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