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リュウちゃんの懐メロ人生

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2009年12月24日
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カテゴリ:SF映画

本当に凄い映像!、前代未観の映像!、人間が夢想出来る限界に近い映像!

先日、来日した「2012」の監督、ローランド・エメリッヒは、新聞インタビューで「既にCGで創り出せない映像はない」と言い切っていましたが、リュウちゃんといたしましては、この極限近くまで発達したCG技術で、「ゴジラ」以来の伝統である「大破壊」映像を見ることには、何となく飽きてしまった感じがしていましたので、劇場には足を運びませんでした。今年末、「カール爺さんの空飛ぶ家」以外に何か面白そうな映画はないのかな?と考えていましたところに、リュウちゃんの目に飛び込んで来ましたのが「タイタニック以来、14年ぶりのジェームズ・キャメロンの新作」という新聞広告でした。


タイトルは「アバター」、はて?「アバター」って何だろう?
そういえば、このブログを立ち上げる時、「アバターの設定」なんて項目があったな、そうか!「アバター」とは、自分によく似た「分身」のことか、でも、「アバター(分身)」というタイトルだけでは、映画の内容は推測出来ないな、内容的には未来SF映画のようだけど、新聞広告の主人公の顔写真だけで推測すると、何だか、10年ほど前のアンドリュー・二コル監督のSF映画「ガタカ」のような感じがするな、あれは暗い映画だったし、年末に暗い映画は、あまり観たくないな、でも、あの「ターミネーター」、「エイリアン2」とりわけ[タイタニック]のキャメロンさんの監督だし、結果がどうであれ、観て見る価値はありそうだな?

という訳で、事前に情報を仕入れる事なしで、映画館に足を運びました。

冒頭に書きましたのが、観た後の感想です。


この映画で、先ずリュウちゃんがビックリしましたのが場所(舞台)の設定、従来のほとんどの未来SF映画では、高度に発達した大都会(「ブレードランナー」や「フィフス・エレメントのような」でしたが、「アバター」の舞台は、エドガー・ライス・バローズの「ターザン」や山川惣治さんの「少年王者」のマウントサタンのようなところ、大密林、しかも平面的な密林ではなく、まるで中国の桂林か「カール爺さん」に出てくる「パラダイス・フォール」のようなところ、山川惣治さんの大ファンで大自然大好き人間でありますリュウちゃん、先ず、この設定に大感激いたしました。


次に、この映画の舞台であります衛星パンドラに住む人間そっくりの種族ナヴィの設定、大人は身長3メートル、痩身(10頭身くらい)、しかも、長い尻尾が付いている!、これ、昔風に云えば「有尾人」、山川惣治さんの「少年王者」の「砂漠の嵐編」にも有尾人が出て来ましたが、こちらは「人」というよりは「下等動物」という感じでしたが、こちらの「ナヴィ」は、原始的生活はしていますが、地球の人間よりも、ずっと人間的で、知・情兼ね備えた存在なのです。
顔の形は「E・T」のような感じ、有尾・痩身長躯により、地球の人間とは比べ物にならない程の運動能力がある、まるで、アフリカにいるチータですね(そういえば、顔もチータに似た感じでした)チータが直立歩行するというキャラクター設定であるように感じました。


このナヴィ達が暮らしている森、巨大んな樹が縦横に枝を伸ばしている光景は、これも山川惣治の「少年ケニヤ」の終盤近くに出てきます樹上生活部族の「トロ族」の生活空間とよく似ています。また、主人公ジェイクのアバターは、「少年王者」の牧村真吾そのものですね、リュウちゃん、以前のブログで、スティーブン・スピルバークは山川惣治を知っていたのではないかと推定しましたが、ジェームズ:キャメロンさんも山川惣治を知っていたような気がしてなりません。


それから、この映画の最大の見所であります、ナヴィ達がドラゴン(飛竜)の背にまたがって自由自在に空中を飛翔するシーン、かって、アルベール・ラモリス監督の映画「素晴らしい風船旅行」では、気球に乗って自由に空中旅行をするという設定が素晴らしかったのです。また、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」では、主人公の千が、ハクが変身した竜の背にまたがって空を飛ぶシーンがありましたが、「アバター」では、大量のナヴィが大量の竜の背に乗って、それこそ自由自在に空を飛ぶ、、正に人類の夢であります「自在な空中飛翔」を、実写で実現した!しかも、飛翔する場所が、「カール爺さん」に出てくるパラダイス・フォールのような想像を絶する大自然の真っ只中!いや!リュウちゃん、正に唖然忘然!!!でした。

このドラゴンや、地上に住んでいる獣達のキャラクター・デザインは、映画「エイリアン」に出てきます「エイリアン」のキャラによく似ています。このキャラクター、キャメロン監督のデザインなのでしょうか?


この映画は、「逆エイリアン」ですね、つまり、従来のSF映画では、地球に攻めてくる高度に進化した異星の生き物が「エイリアン」だったのですが、この映画では、全く逆に、衛星パンドラに住むナヴィ族が、従来の映画で言えば地球人、しかも、ナヴィ達は、文明の発達していない「未開の人間」です。その「未開の人間」を、文明の発達した「地球人」が、レアメタルを入手したいという手前勝手な経済的理由のみで、非道な暴力をナヴィ族に加える。
地球上では、かって、スペインの征服者コルテスが中米アステカ文明を完全に滅ぼしました。また、アメリカ大陸に移住したヨーロッパ人は、原住民でありましたアメリカ・インディアンを殆ど滅ぼしてしまいました。このような出来事は、歴史上では枚挙に暇が無いのですが、この場合、アステカ人にとっては、コルテスの軍隊はエイリアンそのものなのですね、アメリカ:インディアンにとって、移住してきたヨーロッパ人もエイリアンなのは云うまでも無い事です。

つまり、地球人こそが「エイリアン」なのではないか?というメッセージといいますか、警告をこの映画は発しているように思いました。かっての映画では、ラルフ・ネルソン監督の西部劇「ソルジャーブルー」を思い出しました。

しかし、このような理屈はさておき、この映画のイマジネーションの凄さ、美しさには、筆舌に尽くし難いもので、正に驚愕・脱帽です。映像の凄さだけではなく、ドラマもピュアで、太い真っ直ぐな線が通っている。ヒロインのネイティリも我々地球人にとって異形の異星人であるにも拘わらず、壮絶なまでに美しい!


リュウちゃん、この映画は奈良のワーナーマイカルで観たのですが、この劇場は3D上映ではありませんでした。まあ、3Dは今のところ、あまり関心はないのですが、それよりも、昔観た70mmやシネラマの超大型画面で観たいな、と、強く感じました。


戦闘シーンもあまり残酷な感じはなく、かなり小さいお子様も充分に楽しめる映画であった事を、最後に付け加えておきます。





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最終更新日  2009年12月24日 19時18分18秒
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