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リュウちゃんの懐メロ人生

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2010年03月04日
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テーマ:春のお花見(16)

いよいよ弥生3月、本格的な「花」のシーズンの幕開けです。
リュウちゃんの「花遍路」の始まりのシーズン、先ずは、奈良公園の梅から始めようと思い立ち、少し雨模様の3月4日、奈良公園に足を運んで見ました。

先ずは、現在、興福寺国宝館で開催されています「生まれ変わった興福寺国宝館」展に行って来ました。リュウちゃん、ここで、生まれて初めて、阿修羅像を観ることが出来ました。

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上の写真は、阿修羅像の三面の内、正面の像を横から見た写真です。正面から見た写真は、数々のポスターなどで、私達に親しいものとなりましたが、側面から、この像を見ますと、そのふくよかにして端正な顔立ち、凛として正面を見据える涼やかな目線に惹きこまれる思いがしました。なんと深く魅力のある造形なのでしょう!この造形の妙に比べますと、かのレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」も凡作にみえるほどの深い魅力を、リュウちゃんは体感したのでした。


今回の展示は、この阿修羅像を含む乾漆八部衆立像 8躯をはじめ、高さ5メートルにも及ぶ木造の千手観音菩薩など、興福寺の仏像のほとんどが露出展示されており、しかも、一つ一つの像に合わせて効果的な照明が当てられており、観る者を魅了してやまない展示会となっています。これで入場料大人600円は凄く安い!と思います。

現在、興福寺は、享保2年(1717年)の大火で焼失した中金堂の再建が始められています。現在、国宝館では、この再建される中金堂の瓦の寄進を、瓦1枚1000円で受付けていましたので、リュウちゃんも1枚分の寄進をさせて頂きました。平成30年に再建される予定の中金堂には、瓦1枚分、リュウちゃんの足跡が残ることになりました。


興福寺を出まして、奈良公園の梅のスポットに向かいました。
奈良公園の梅のスポットは、昨年秋のリュウちゃんのブログで紹介いたしました浮見堂のある池のすぐ上のところにあります。広大な奈良公園のほんの一隅に過ぎないスポットではありますが、眼下に見る浮見堂の景観と相まって、奈良ならではの風情のある景観を作り出しています。

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梅のスポットを出まして、東大寺の二月堂に向かいました。現在、二月堂では、奈良に春を告げる修二会(しゅにえ)、いわゆる、「奈良のお水取り」の真っ最中です。

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修二会は、毎年3月1日から、3月14日の2週間に渡って行われます。夜7時になりますと、上の写真の欄干の上に、次々と点火された大松明が運び込まれ、欄干の上を駆け巡ります。欄干の下で見物している善男善女は、この松明の火の粉を浴び、今年の幸福を願うのです。

東大寺二月堂といえば、映画「男はつらいよ」の大ファンであるリュウちゃんにとりまして、忘れられない場所です。シリーズ第1作で、寅さんは、この二月堂の欄干の上で、最初のマドンナ、光本幸子扮する御前様のお嬢さん、坪内冬子さんに初めて出逢うのです。寅さんの長い長い失恋の旅は、この二月堂の欄干の上から始まりました。二月堂の左横にあります回廊で、冬子さんと御前様は寅さんのカメラマンで記念撮影をするのですが、この時、御前様は、撮影で笑顔を作る時に発する「チーズ」と言う代わりに「バター」と言ってしまいます。
秀逸な「御前様ギャグ」として、寅さんファンには忘れられないものでした。


奈良公園にいました老いた鹿です。今年は平城遷都1300年、この老鹿の目は、遥か1300年に渡って、人々の営みを見てきたかのような錯覚を、リュウちゃんは一瞬、感じたのでありました。

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最終更新日  2010年03月04日 23時45分02秒
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