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テーマ:春のお花見(16)
カテゴリ:梅・桜・花のフォト
梅は月ヶ瀬 桜は吉野 約6年前。平成16年7月1日の午後1時頃、リュウちゃんと奥方は、吉野の蔵王堂近くの、とある料理屋で、鮎の塩焼きをツマミに、ビールを飲んでいました(奥方は鮎の塩焼きをおかずにご飯を食べていたのです)、ビールを大瓶2本ほど飲んで、少し酔いが回りだした頃、料理屋のテレビから、
「吉野が世界遺産に認定されました」
というニュースが流れました。 リュウちゃん夫妻は、吉野が世界遺産に認定される歴史的瞬間に立ち会ったのです(ちと大袈裟ですかね?)
それ以降、春の桜の季節になれば、必ず吉野に桜を見に行かないと、春は越せないという思いに捉われまして、何かよほどの用事が入らない限り、ほぼ毎年、桜の季節には吉野詣でをするようになりました。 奈良近辺の平地の桜の見頃は、だいたい先週で終ってしまったのですが、吉野の桜の見頃は、普通は平地よりも1週間くらい遅れます。しかも、下千本から奥千本まで、平地から標高858メートルの青根ヶ峰までの山添いに咲くため、見頃の時期が長い、新聞の情報でも。4月20日位までが見頃との事、但し、例年、土・日曜日は、大変混雑するので、やはり「吉野の通」のリュウちゃんと致しましては、平日に吉野詣でをするのが常識、それと、ここのところの天候と睨み合わせまして、4月12日(月)に行くことに決めました。 例によりまして、奥方お手製のおにぎりと、リュウちゃん必携の缶ビール2缶を用意し、午前9時ジャスト、奥方運転の車の助手席に陣取り、一路吉野へまっしぐらに向いました。 やはり平日とあって、危惧していました渋滞はまったく無く、順調なドライブでした。家を出発してからジャスト1時間、午前10時に、吉野の入り口に当ります下市口の奈良・吉野川の橋を無事通過、その辺りから下千本の桜が見えてくる筈でした。 しかし、着いてビックリ!近鉄吉野駅周辺、下千本辺りの桜の花は、あらかた散ってしまっておりまして、淡い緑の葉桜状態、 ギャー! 新聞の開花情報は、どうなっているのだ! それで、中千本辺りの、後醍醐天皇陵のあります如意輪寺付近の有料駐車場に車を止め、ここから桜の咲いているところまで、徒歩で登ることにしました。この駐車場の駐車料金が何と1500円也!高い! この駐車料金を表示した看板には、「駐車料金1500円の内、500円は世界遺産としての吉野の景観を保全するために使われます」という説明書きがありました。「そうか、それじゃ、仕方ないか、でも、やっぱり高いな」 週射場から20分位山道を辿りますと。修験道の根本道場である金峯山寺(きんぷぜんじ)があります。この寺の蔵王堂は、東大寺大仏殿に次ぐ木造の大建築であり、正に吉野のシンボルといえる建築物です。リュウちゃん、吉野の桜見物はいつも、ここからスタートするのですが、「ギャー!ここの桜も葉桜だ!」
参道の店の叔父さんに聞きましたところ、「昨日の雨で、この辺り(中千本の辺り)の桜はあらかた散ってしまった。上千本のあたりまで行かないと、桜の花は見られないよ」とのこと、「しょうがない、上千本まで登山だ」
上千本への道はずっと急坂が続きます、急坂を息も絶え絶え登ること小1時間、これも、いつもリュウちゃんが必ず立ち寄る竹林院に着きました。門の前から院内を覘きましたところ、やはり、「ギャー!ここも葉桜だ!」 こうなったら意地でも満開の場所まで行くぞ!
そこから、また30分くらい息も絶え絶えに登っていきますと、やっと(少し散り始めてはいましたが)満開に近い場所に辿り着きました。「週射場から登ること約2時間、「やれやれ、やっと吉野の桜に巡り合えた」
そこは、標高約600メートルのところにあります「花矢倉」という場所、「やれやれ、ここで昼食だ」、という事で、特に見晴らしの良い場所に持参したビニールシートを敷き、おにぎりと缶ビール2本(奥方はおにぎりとお茶)で昼食を楽しみました。
昼食を終え、もう少し上に登って見ました。着きましたところは、吉野水分(みくまり)神社、ここは、水の分配を司る神を祭る神社なのですが、同時に子宝の神社としても信仰されているそうです。 ここは、上千本でも、多分一番上部にあたるところで、ここから上は奥千本になります。ここの桜も下の写真のように、かなり散っていましたが、まあ、これくらい咲いている桜を見たのだから、「今年の吉野はこれくらいでよしとしよう」と考え、若干の心残りはあったのですが、ここから駐車場に引き返すことにしました。 来年こそは満開の吉野の桜を見るぞ、 物事は腹八分、若干の心残りがあるほうが、明日に希望がもてますよね、リュウちゃん、この辺りの思考の転換は素早いのです。常に楽観的でプラス思考なのです「まあいいや、来年があるさ」 帰りの道すがらの、舗道一面に薄紅色に敷きつめられた桜の花びらが、折からの小雨に濡れて、早くも終らんとする春を惜しむかのようでした。 修験の道 桜敷きつめ 吉野惜春
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