リュウちゃんの懐メロ人生

奈良の春十里の路に桜燃ゆ

（前回のブログの続きです）

正午過ぎに近鉄西大寺駅を出発、

この路もリュウちゃん、奈良ファミリーの先は初めてのウォーキングです。近鉄電車と並行しているので、多分朱雀門の付近に出るのだろうと思っていましたが、平城宮跡が見えてきますと、そこは大極殿の裏側の道、やっぱりリュウちゃんの「頭の羅針盤」はかなり狂っているようです（苦笑）

下の写真は、殆ど桜の木の無い平城宮跡で唯一の桜並木から大極殿を狙ってみました。

天気が良いにも係らず、入場者は殆どいない。貸切状態だ。

12時30分頃、宮跡内のベンチに座り、奥方お手製のおにぎり弁当と、リュウちゃんお手製（？）の缶ビール２本で昼食、朝から強かった風がベンチに座ったとたん、一際強い突風となり、平城宮跡を吹き荒れました。

おにぎりも缶ビールも、突風に吹き飛ばされそうになり、仕方がないので風の吹いてくる方向に背を向け、股の間に防風スポットを作り、何とか吹き飛ばされずに昼食を終えました。

うーん、突風ですぐ酔いが覚めてしまったな。もう１缶持ってくればよかったかな？

昼食を終えたのが、午後１時頃、近鉄の線路の近くの大きな広場を発見、ここに桜並木がありましたが、まだ「蕾膨らむ」の状態、しかし、満開になれば、いいお花見のスポットになりそうです。早速、心の中のお花見スポットとして登録しました。

午後１時過ぎに平城宮跡を出発、イトーヨーカ堂（旧・奈良そごう）～奈良市役所～佐保川と辿り、約30分でJR奈良駅に至りました。ここからは慣れたコース、約4時間のウォーキングで少し疲れましたが、

こうなったら意地でも、計画を遂行するぞ！

下の写真は、国立博物館の裏手の「ムクロジの木」、驚いたことに、幹の間から竹が生えています。「木に竹を接ぐ」ということわざがありますが、これは文字通りですね。しかし、ことわざの意味とは違って、この木と竹は調和が取れていますね。

ムクロジの果皮には大量のサポニンが含まれているので、昔は石鹸として利用されていたのだそうです。また、その種子は羽根突きの「玉」や数珠に使われるそうです。

「ムクロジの木」の場所から少し歩きますと下の写真の「浮見堂」に出ます。

ここは奈良公園でも屈指のお花見スポット、梅・桃・桜・藤・さるすべりなどの花が四季折々に楽しめます。リュウちゃんの奈良公園の一押しスポットの一つです。

浮見堂から春日大社に行こうと思いましたが、午前９時からのウォーキングで少々疲れが出て来ました。で、春日大社をパスして、東大寺に向いました。

下の写真は、東大寺大仏殿の前に咲く桜です。

東大寺を後にして、今日の桜の最終スポット、奈良公園から少し下ったところにあります「氷室神社」に立ち寄りました。

氷室神社のしだれ桜は、奈良で一番早く咲く桜として有名です。

今日のウォーキングでは、他の場所は『咲き始め』か、せいぜい「五分咲き」程度だったのですが、さすがにこの神社のしだれ桜は満開でした（冒頭の写真も、ここの桜です）

氷室神社は、平城遷都にともない、春日野に氷池や氷室をつくり、稲作に必要な夏の天候を呪う祭紀を行ったのが始まりとされています。 ５月１日の献氷祭ではコイやタイを封じ込めた高さ1メートルほどの氷柱が神前に供えられるのだそうです。

氷室神社に着いたのが午後３時半、午前９時から始めた「桜を求めて」のウォーキングも30分の昼食休憩を差し引いても、６時間のウォーキングとなりました。なので、氷室神社から徒歩10分の古書喫茶「ちちろ」で休憩することにしました。

http://n-dv.net/chichiro.html

例に寄りまして、マスターの「うだしげき」さんとクラシック音楽、映画談義、「カーネーション」に主演した尾野真千子さんと、映画「もがりの森」で共演した時の話などで盛り上がりました。

上記ブログで、「逃げた綺麗なお姉さん」こと、「ちちろ」に併設されている小さなお菓子屋「まめすず」の店主の能登山晶子さんのケーキを２個買い求め、女房へのお土産としました。甘さ控えめの上品なケーキだったですよ。

http://mamesuzu-sweets.com/

今度は、「まめすず」の一番人気、「きんつば」を絶対お土産にするぞ！

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守山直太郎・守山良子「さくら」

http://youtu.be/RliK31bGbgM

河口恭吾 「桜」

http://youtu.be/7kZNdnv_haM

福山雅治「桜坂」

http://youtu.be/6HMsbwhQL6w

ケツメイシ「サクラ」

http://youtu.be/1mlqoVOKVaI